内容説明
本書が提案しようとしている、「言葉によるアイディア開発」―３週間トレーニング・コースとは、わずか数語の「言葉」を“武器”として用いるだけで、ビジネス上のさまざまな分野における独創的なアイディアを、つぎつぎと開発して行く方法である。ただし、目的とする言葉の意味を正確に知り、意味を深め、またイメージを豊かに広げるために、数冊の「辞書」を用意していただくことになるが、どんな辞書を用意すればいいのか、用意した辞書をどう活用するのか、辞書から引いた言葉をどうひねり、どうまとめるか、については、もちろん、詳しくテクニックが紹介される。
目次
言葉による独創性開発とは
アイディア開発のテーマを設定する
その名の意味を考えて見る
国語辞典で名前の新しい意味を発見する
漢和字典で名前の秘密を探り出す
開発キーワードを設定する
国語辞典でキーワードの意味を正確に知る
漢和字典でキーワードの意味を掘り下げる
類語辞典でキーワードの意味を広げる
反対語辞典でキーワードの意味を鋭く対立させる
成語を類型化してキーワードを内容豊かに発展させる
海外の言葉でキーワードを発展させる
アイディア開発の目標を決める
重要なキーワードを選ぶ
アイディアを分類する
言葉マップを作成する
二つの中心を持つ構造図に
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
qwel21
2
アイディア開発に対して、言葉から発想する手法とは？めちゃくちゃ具体的に記述してあるので、すぐにでも試してみることができます。実際にやってみたことがありますが、根気がいるものの非常に効果が得られる手法だと思います。副次的作用として言語能力が鍛えられるのがうれしいところです。2010/04/23
