愛を追う漱石

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784881646021
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

漱石が小説で描いてみせた「恋」と「愛」の表現、今に生きる私たちは如何に受容すべきであろうか。

目次

第1章 恋愛以前―『三四郎』
第2章 永遠の愛への憧れ―『夢十夜』『それから』『門』
第3章 愛嫉妬エゴイズム―『彼岸過迄』
第4章 孤独地獄と愛―『行人』
第5章 より大きなものへの愛へ―『こゝろ』
第6章 夫婦愛のいろいろ―『道草』
第7章 性の争い愛の戦争―『明暗』
第8章 観念的な恋と愛

著者等紹介

石田忠彦[イシダタダヒコ]
昭和13年佐賀県生れ。文学博士。鹿児島大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすか

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漱石の評論は数多くあるが、愛の姿を追究し続けた作家であるにも関わらず、ここまで漱石の恋愛観に焦点を絞って論じた評論は始めて読んだ。「はじめに」の冒頭でいきなり「『愛』ということが分らない 。」 とあって、インパクトある書き出し。そう言われてみると、確かに考えれば考えるほど「愛」とは何かがわからなくなる。大変興味深く読めた。2012/11/04

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