国木田独歩の文学圏

国木田独歩の文学圏

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784881645871
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C3095

内容説明

小説・評論・報道・日記をはじめ、浪漫主義から自然主義に至る文学史的展開、恒星的存在であった花袋・藤村・有島との交友、龍野から山口・東京・佐伯・北海道・朝鮮・中国に至る足跡等々、その多彩な独歩の文学圏を照射する。

目次

独歩の幼名「亀吉」は藩主の幼名―実子説を裏づける一つの事実
国木田独歩の見た朝鮮・中国―『愛弟通信』
独歩と花袋(比較対照的作家論)
藤村のモデル問題をめぐる諸家の論評と独歩の文学観
独歩圏内の『或女』―信子像の創成
独歩の自然主義
「牛肉と馬鈴薯」
「富岡先生」の主題と構想
「少年の悲哀」
「春の鳥」
「窮死」の三つのポイント
その詩集入手前後の独歩のワーヅワース観
ワーヅワースをめぐる独歩の湖処子批判
独歩の漢詩

著者等紹介

芦谷信和[アシヤノブカズ]
1929年京都市生まれ。1958年立命館大学大学院文学研究科日本文学専攻修士課程修了。1970年花園大学専任講師、助教授を経て教授。1982年立命館大学教授。1990年文学博士(立命館大学)。1995年立命館大学を定年退職後、特別任用教授、花園大学嘱託教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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