感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
2
「シュライエルマッハーが宗教を規定した「絶対依存の感情」は、究極的な関わりと同類の語法だが、感情という語は多くの人々を迷わせた」「リクールはヒエロファニーの現象学と宣教の解釈学との対立を先鋭化させることを試みる。彼がエリアーデに対して何らかの距離を保つのは、宗教的なものと聖なるものとの同定を巡ってである」「現代文化の中にも聖なるものの残滓が見出だせるとするもう一つの議論もある。確かにヨーロッパの田舎ではその残滓はほんの数十年前には認められるものであった…しかし、所詮それは…代用物と言うべきものでしかない」2015/01/07
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