出版社内容情報
“文豪”といわれる作家たちが再び注目され、人気を博しています。明治・大正・昭和に活躍した文豪たちを語る上で欠かせない文具などの愛用品や執筆の友である煙草や酒、こだわりの宿などをクローズアップ。人気と実力を兼ね備えた大作家たちの知られざるお洒落なライフスタイルにフィーチャーし、個性豊かな人物像に迫るビジュアル書籍です。
文豪を語る上で欠かせない6ジャンルをピックアップ
文具・宿・煙草・パイプ・葉巻・酒(バー)・食 名店・腕時計 主に6ジャンルをベースとして文豪ごとにエピソードを紹介します。
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内容説明
萩原朔太郎×マンドリン、太宰治×黒マント、池波正太郎×ポークカツレツ、江戸川乱歩×東京駅ステーションホテル…文豪たちのこだわり。近代に活躍した47名の愛した物・食・場所を3章立てで紹介。
目次
第1章 文豪が愛した物(森鴎外×ビールジョッキ;国木田独歩×月琴;樋口一葉×紅入れ ほか)
第2章 文豪が愛した味(夏目漱石×ビスケット;尾崎紅葉×最中;田山花袋×団子 ほか)
第3章 文豪が愛した場所(福沢諭吉×箱根;小泉八雲×松江;徳富蘆花×伊香保 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひほ
31
純文学はあまり読んだことがないのですが、現国の授業で聞いたことのある作家のこだわりのグッズ,食べ物、定宿が満載。拘りの万年筆や煙草も興味深かったです。せめて食べ物くらいは追っかけをしてみようかしら。2019/07/26
とよぽん
30
綺麗な写真もたくさん載っていて、面白かった。読書疲れの気分転換にぴったり。文豪の宿に一番興味を感じた。泊まってみたい。2018/12/15
ロマンチッカーnao
29
文豪の愛した万年筆、ビールジョッキ、マント、帽子、コーヒー、執筆したホテルに食事。どれもこれも、素敵です。聖地巡礼したくなります。 眺めてるだけで幸せになる一冊です。しばらく持ち歩き眺めます。2017/11/09
やどかり
26
なんと贅沢な本だろう。ページをめくる毎に、作家のお気に入りの物や食べ物や場所が載っている。いつか食べてみたい行ってみたいが満載だった。特にお菓子は気になるなぁ。東京のお店が多いので、次にいく機会があれば、お店や喫茶店を巡ってみたい。大好きな遠藤周作の知らなかった本が紹介されており、おかげで読みたい本も増えた。2017/08/31
ほっしー
22
文豪たちが愛した物、食、場所について綴られた本。物、食、場所とともに文豪たちの人柄や意外な一面がわかるのも面白い。菊池寛の麻雀牌、芥川の死を見守った聖書、漱石のビスケット、宮沢賢治の三ツ矢サイダーなどが印象に残った。姪を懐妊させて、それを小説に書いてしまう島崎藤村。作家が缶詰にされた山の上ホテルのエピソードも興味深かった。織田作之助の『夫婦善哉』に出てくる自由軒のライスカレーは食べてみたい!2018/02/04
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