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内容説明
國鉄への就職を夢見る平凡な高校生の俺・高山直人と、桜井、小海さん、岩泉は、鉄道公安隊で絶賛ＯＪＴ研修中☆のチーム「警四」。次なるミッションは「あのアイドルを公安隊員に仕立て上げろ」って、どういう無茶ブリ！？その上、とある仲間とテロリストとの内通疑惑が急浮上。潜入した巨大な郵便局の地下には、信じられない鉄道風景が広がっていて…？「國鉄」が分割民営化されなかったもう一つの日本を舞台に、夢の鉄道パラダイス・エンタテインメント第９弾！物語の核心に迫るネクスト・ステージへ向けて、前方、よし！！
著者等紹介
豊田巧［トヨダタクミ］
元ゲーム会社の宣伝プロデューサーで、数多くの電車運転ゲームを担当する。２０１１年、集英社より「電車で行こう！」シリーズで小説家デビューを果たす（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
34
ＯＪＴで研修中のはずの警四が、教官となってアイドルを鉄道公安隊員に仕立てあげるよう命じられたり、とある仲間とＲＪとの内通疑惑が浮上したお話。今回は知る人ぞ知る中央郵便局の地下鉄を使ったお話で、疑惑の仲間を追いかけるうちに苦しい状況に追い込まれましたが、諦めずに信頼関係を元にした見事なチームワークを見せました。ただ見えていた範囲の事件は解決したものの、これで終わりではなさそうな余韻で次巻へ。國鉄がこのままでいいのかという問いは、たびたび國鉄内部からも出てきていますが、この話はどこに向かっていくんでしょうね。2014/06/22
いーたん
30
いつの間にアテラに行ってたの？と思いながら読み始めました。け〜よんの面々は乃亜を公安隊員にすべく教官に。また氷見はその性格と能力により、国鉄本社の一部からはRJの内通者と疑われることに。結局、東京駅地下でRJの千歳との捕り物で氷見の疑いは晴れ、千歳は逮捕されました。最後は高山の楽しみにしていたリニアの試乗会。会場には乃亜やベルニナ、はるかもおり、高山を巡って一悶着あるかと思ったけど何もなし。ただし、ラスト一行の文。何か大きな事件を示唆してるみたい。高山の平穏なOJT研修と研修の終わりは訪れるのだろうか？2014/09/23
Yobata
20
研修が行われた学園に呼び出された警四。再研修かと怯えた高山だが五能隊長から言い渡された指令はアイドルの鹿島乃亜を公安隊員にしろとの命令だった。さらに國鉄の内部監査局が動きだし、なんと氷見がRJとの内通してると疑われていることを知ってしまう。そんな中、東京に持ち込まれたと思われる爆弾の調査に乗り出すと…。前回公安隊のキャンペーンガールになったもののほぼ出番のなかったアイドル・鹿島乃亜が再び登場し警四が教官役となり公安隊への成長譚が描かれると思ったら普通に公安隊になってその後出番なしw出た意味はw?→2014/06/20
Susumu Miki(Dik-dik)
18
とりあえず表紙で桜井さんが武器を持っていたら、本編で使う。ここ、大事なところですので良く覚えておくように。…って、でもショットガンだよ!? ところで、本作の世界では國鉄は分割民営化されていないのですが郵便事業は民営化されているらしいです。2014/06/28
Kenichi Uto
12
アニメ化されると反響がすごいんですね。売っている本屋が少なくて探すのに苦労していたのが嘘のように、今では特集コーナーができてます。さて、いろいろと誤字が多いだの編集仕事しろとか言われていたこのシリーズ。私は大好きです。表紙がまた桜井に戻りましたが、今回はライアットガンを持ってますね。しかし、いつのまにか警四のチームワークがばっちりで、息のあった行動を見せてくれます。今回は次巻に続く前篇のお話しですが、さて次巻のリニア試乗会ではなにがおこるのか？2014/06/25
