内容説明
伊集院昭子の詩は、必ずしも明快ではない。が、柔らかい感性と、さめた目で、日常の手にふれる〈物〉をとおして選ばれた、それらの言葉は、新鮮な意味がある。男と女。生と死の関係。彼女のテーマには、否定と矛盾が錯綜している。それだけ生の心象は明るい。韓国と台湾におけるアジア詩人会議によせた作品を、翻訳を含めて収録。
目次
ライチ
坂道
一日はじめ
微吟
追伸
海
おはじき
おんなのたたかい
告別
男
夜
殺意
眠りの前に
生
回転扉
わかれ
おんな
TROUBLE
生
影
家
エスカレーター
-
- 和書
- 秀才への数学 〈第1部〉