内容説明
変容期の日本の数学教育を考えるために、数学教育のルーツを知ろう。江戸期、日本の数学者、教育者は、いかに数学を学び、いかに伝えてきたか。日本の数学教育のアイデンティティーを訪ねる旅。21世紀の変容期の数学教育を再考するための一冊。
目次
和算の祖「毛利重能」
数学教育の礎を作った「吉田光由」
日本を代表する数学者「関孝和」
「無用の用」を築いた関流の和算家たち
和算の教育力
利根川開拓と和算教育の広がり
用水開拓の実践者「井澤弥惣兵衛」
伊能忠敬とその後継者 町田正記、都築弥厚、石黒信由
地域の教育を支えた学び舎、その事例
寺小屋・私塾から明治の近代学校へ
和算の中身を現代の学校数学から振り返る
「学び合い」、「学び舎」の果たした教育的役割
著者等紹介
町田彰一郎[マチダショウイチロウ]
職歴、埼玉大学教育学部教授、東京学芸大学連合大学院博士課程教授、文教大学教育学部教授。現在、埼玉大学名誉教授、21世紀数学教育研究会(LMSG21)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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