内容説明
小泉八雲から金原ひとみまで近・現代文学の作家115人に酒を仲立ちとして著者の想いのたけを手紙という形式で綴るユニークな作家論。
目次
酒仙―李白
親日派の使徒―小泉八雲
杯追弐合精神―坪内逍遙
服従と抵抗―森鴎外
ペンネーム―二葉亭四迷
のろまな牛飼い―伊藤左千夫
束天許私―夏目漱石
ファーボール―正岡子規
戯作性を喰らう夜叉―尾崎紅葉
自然への回帰―国木田独歩〔ほか〕
著者等紹介
宮崎靖久[ミヤザキヤスヒサ]
1955年愛媛県西宇和郡三崎町で誕生。1981年聖学院中学校高等学校の国語科教諭として勤務。1981年~1987年全国高等学校国語科研究会の常任委員。1995年~2002年全国漢文教育学会の会員。1998年~1999年聖学院大学の客員講師。2000年~2001年昆明大学(中国)の日本語教師。2005年~現在、世田谷文学館の会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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