内容説明
これまで公務員倫理法のもとで“公務員倫理”とされてきたのは「消極的倫理」だった。―本書は、行政のなかでも、国民生活の安全を図る規制行政を対象とし、特に「原子力の安全確保」に目を向ける。
目次
第1章 積極的な公務員倫理
第2章 倫理とは何か
第3章 現代の規制行政
第4章 官と民の協働関係
第5章 倫理審査会が見た公務員倫理
第6章 積極的な公務員倫理の推進
第7章 自主的、積極的倫理を阻害するもの
第8章 事例による訓練
著者等紹介
杉本泰治[スギモトタイジ]
1953年金沢大学工学部工業化学科卒業。製造業の企業勤務23年、企業経営7年をへて1988年名古屋大学法学部法律学科卒業。会社法、製造物責任法などの研究、さらに科学技術に携わる者の倫理へと進み、東京工業大学、東京大学などで技術者倫理の非常勤講師。現在、T.スギモト技術士事務所代表、NPO法人科学技術倫理フォーラム代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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