内容説明
「形」には理由がある。昆虫の「形」と「生態」は、長い時間をかけた進化と適応の結果です。地上でもっとも繁栄している昆虫の「形とくらし」のヒミツに迫ります。
目次
第1章 昆虫の体の構造(昆虫の顔;頭部、胸部、腹部 ほか)
第2章 昆虫のくらし(変態;羽化 ほか)
第3章 いろいろな昆虫を見る(昆虫の世界(系統樹)
トンボ目 ほか)
第4章 昆虫博士をめざして(多様に進化した昆虫;食べられるのが宿命 ほか)
著者等紹介
大野正男[オオノマサオ]
東洋大学名誉教授。幅広い研究対象をもつが、一言で表すと自然誌学(昆虫中心)。“虫の本の四天王”の一人でもある。蓄積された膨大な蔵書と体験・文献に裏付けられた学識とは、情報源として多くの人に頼られている。日本自然誌研究会代表
山崎秀雄[ヤマザキヒデオ]
元生物教諭(市川中学校・市川高等学校)。各地域の昆虫のファウナ解明につとめる。調査した昆虫の標本は数百箱、およそ5万点におよぶ。専門はゴミムシダマシ類だが、甲虫類を中心に昆虫界全体に広く興味をもつ。NPO法人自然観察大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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