目次
都会探索随想記―都会にイキモノがいないなんて誰がきめたのだ?の巻
郊外探索随想記―あなたのそばにもきっといる動物たちの巻
里山探索随想記―ちょっと脚の延ばせば遭遇できる動物たちの巻
山奥探索随想記―人知れず自然に生きるたくましい動物たちの巻
今泉忠明&里中遊歩 居酒屋座談会―「動物探索虎の巻」
著者等紹介
里中遊歩[サトナカユウホ]
1966年東京都生まれ東京都育ち。「日本野生生物リサーチセンター」代表。ライターの他、販促プランナー・コピーライターなどの肩書きも持つ
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
1944年東京都生まれ。国立科学博物館で哺乳類の分類・生態を学ぶ。文部省(現・文部科学省)の国際生物計画(IBP)調査、日本列島総合調査、環境庁(現・環境省)のイリオモテヤマネコの生態調査などに参加。またニホンカワウソの生態、富士山の動物相なども調査する。1999年、北海道サロベツ原野にて、世界最小の哺乳類トウキョウトガリネズミを、世界で初めて生きたままの捕獲に成功。「ねこの博物館」館長、動物科学研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yamakujira
2
東京での(千葉と栃木にも遠征するけど)生物観察ガイドブック。生物と言っても、主題が哺乳類なのがおもしろい。都会、郊外、里山、山奥と章だてして、それぞれに観察のツボを教えてくれる。こういう本は小学校の図書室に配りたいね。そのためにも、もっと漢字にルビをふってほしい。小4の次男が欲しがって買ったのに、読めない字が多くて挫折してた。写真が多いから、それでも楽しめるけれど、もったいない。 (★★★☆☆)2014/10/05
尾張こまき
1
あ~これこれこういうの!憧れです。里山の生き物探し。(ヤマビル怖いけど)。舞台が東京都っていうのがミソなんでしょうね。目を向ければこんなにたくさんの生き物がいるよ!と。相変わらず、外来種の問題は目を覆いたくなるばかりですが、外来種に向ける里中さんの眼差しがすごくいい。ミシシッピアカミミは悪いやつだ皆殺しにしろ、っていう人とイルカは可愛いから喰うな、っていう人は表裏一体だと思う。結局人間本位。動物の種名の後に「さん」付けする表現も、わかるわかる!あるある!オトナ向けの巻末の居酒屋対談もグッドでした。2014/01/23
piccoro116
1
軽いタッチの表紙とは裏腹にとてもしっかりした内容の本。都市、里山、山間問わず、著者が生き物を探し記録している。 関東の中学、高校の生物部の部室に一冊有ればいいなぁと思う本です。 2013/12/08
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