内容説明
前書「作物のフザリウム病」（１９８０）から３０年、分類体系の大変革、新たな植物フザリウム病、フザリウム毒素、ヒトのフザリウム病…Ｆｕｓａｒｉｕｍ菌とフザリウム病の全体像を、あますところなく網羅。「主要分類体系間におけるＦｕｓａｒｉｕｍ属の種の対応表」を別添付録。
目次
第１部 総論（Ｆｕｓａｒｉｕｍ菌の分類と同定；作物のフザリウム病；Ｆｕｓａｒｉｕｍ菌の生態と作物のフザリウム病；作物のフザリウム病の病態生理―導管病を中心として ほか）
第２部 各論（図版１～３０；サツマイモつる割病；ムギ類紅色雪腐病ムギ類赤かび病 ほか）
著者等紹介
駒田旦［コマダハジム］
１９３１年三重県津市に生まれる（８月４日）。１９５６年三重大学農学部農学科卒業。６級職（現一種）国家公務員試験合格。１９５６年農林省入省、東海近畿農業試験場。１９７３年野菜試験場。１９７５年ミシガン州立大学客員研究員。１９７６年農事試験場（病害第２研室長）。１９８１年農業研究センター（畑病害研室長、土壌病害研室長、プロジェクト研究第２チーム長）。１９８８年農業環境技術研究所（環境生物部長）を経て、文部省に出向。１９８９年島根大学教授農学部
小川奎［オガワケイ］
１９４３年島根県浜田市に生まれる（６月５日）。１９６６年岡山大学農学部農学科卒業。国家公務員（上級甲）試験合格。１９６６年農林省入省、農事試験場。１９８１年茨城県農業試験場（指定試験地主任）。１９８７年農林水産技術会議事務局。１９８９年農業研究センター（プロジェクト研究第２チーム長、研究企画科長）。１９９５年北海道農業試験場（生産環境部長）。１９９７年農業研究センター（病害虫防除部長）。１９９８年九州農業試験場（企画連絡室長、場長）
青木孝之［アオキタカユキ］
１９５９年東京都世田谷区に生まれる（２月１６日）。１９８２年茨城大学第二学群生物学類（生物学基礎専攻）卒業。１９８７年筑波大学大学院生物科学研究科博士課程（一貫）生物学専攻修了。１９８８年ドイツ連邦共和国チユービンゲン大学第一生物学研究所客員研究員（ＤＡＡＤ（ドイツ学術振興会）給費留学生）。１９８９年農林水産省入省、農業生物資源研究所（遺伝資源第一部、微生物探索評価研究チーム）。１９９２年農業生物資源研究所（遺伝資源第一部主任研究官）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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