出版社内容情報
VMWareというWindows上でLinuxを起動したり、Linux上でWindowsを動かすソフトウェアが注目を集めている。ちょっとだけLinuxを試してみたいというWindowsユーザーや、どうしてもたまにWindowsが必要になってしまうLinuxユーザーがドンドン飛び付いているなか、このVMWareと同種のソフトウェアを集めて、1台のLinuxマシンだけでWindowsもMac OSも使えるようにしてしまおうという、夢のようなコンピュータ環境を楽しむ第一歩となる新しいアプローチの入門書登場。
【目次】
Chapter1 マルチOS環境への招待
Section 1-1 マルチOS環境とは何か?
Section 1-2 使用するソフトウェア
Section 1-3 用意するハードウェア
Section 1-4 想定するLAN環境
Chapter2 ホスト機の設定
Section 2-1 想定するLinuxの環境
Section 2-2 Sambaのセットアップ
Section 2-3 DHCPdのセットアップ
Section 2-4 少しでも高速化させるために
Chapter3 VMwareで Windows 98を使う
Section 3-1 仮想AT互換機のハードウェア
Section 3-2 VMwareの入手とインストール
Section 3-3 ゲストOSをインストールする準備
Section 3-4 Windows 98のインストールと設定
Section 3-5 VMware Tools
Section 3-6 VMwareの操作
Section 3-7 Configuration Editor
Section 3-8 仮想BIOSのカスタマイズ
Section 3-9 その他のVMware設定
Chapter4 Basilisk IIで Mac OSを使う
Section 4-1 仮想Macintoshのハードウェア
Section 4-2 Basilisk IIのインストールと操作
Section 4-3 68kマックからROMの吸い出し
Section 4-4 Mac OSのインストール
Section 4-5 ネットワークの設定
Section 4-6 Mac OSのチューニング
Section 4-7 Basilisk II操作上のポイント
Chapter5 VNCでOSの遠隔操作
Section 5-1 VNCの魅力
Section 5-2 VNCのインストール
Section 5-3 VNCサーバの起動と操作
Section 5-4 VNCビューワの操作
Section 5-5 Webブラウザーからの利用
Appendix 付録
AppendixA-1 TurboLinuxのインストール
AppendixA-2 VMwareエンド・ユーザ・ライセンス同意書 (英文)
AppendixA-3 本書添付CDROMについて
Disk 1
TurboLinux Workstation 日本語版6.0 (FTP版)
Disk 2
VMware 2.02 for Linux (ライセンス別、取得方法は本書参照)
Basilisk II release 0.8 (Linux版)
VNC 3.3.3 (Linux版、Windows版、Mac OS版)
その他本書で使用するユーティリティなど
内容説明
本書で紹介するVMwareやBasiliskといったOSエミュレータを使えば、Linuxのデスクトップの中で仮想的にWindows 98やMac OSのウィンドウを開くことができます。たった1台のLinuxマシンが、仮想的に何台ものマシンに化けてくれるのです。本書ではこういう環境を「マルチOS」と呼び、これからのLinux活用を拓く道として提唱しています。
目次
1 マルチOS環境への招待(マルチOS環境とは何か?;使用するソフトウェア ほか)
2 ホスト機の設定(想定するLinuxの環境;Sambaのセットアップ ほか)
3 VMwareでWindows 98を使う(仮想AT互換機のハードウェア;VMwareの入手とインストール ほか)
4 Basilisk 2でMac OSを使う(仮想Macintoshのハードウェア;Basilisk 2のインストールと操作 ほか)
5 VNCでOSの遠隔操作(VNCの魅力;VNCのインストール ほか)