IPOという選択―なぜ株式公開するのか?なぜしないのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784881359082
  • NDC分類 335.44
  • Cコード C0034

出版社内容情報

IT産業、eビジネス、ビットバレー、ネットビジネスの高まりの中で、渦中の若き起業家たちは何を考えているのか?一大目標の「IPO(株式公開)」を中心にして、彼らの本音に迫る、経済発動機渋谷からの最新レポート。■主な取材先■藤田晋(サイバーエージェント)、尾崎憲一(ベッコアメインターネット)川邊健太郎(元PIM)、堀江貴文(オン・ザ・エッヂ)、松本大(マネックス証券)など

【目次】

第1章
理想はスピードを必要とする

目的志向的なヴィークル
彼らは変化を見抜くのが早かった
乗り物としてのカイシャは遅すぎる
もっとも自然な選択肢としてのIPO

先駆的な失敗
何もすることがなくなってしまった
「社長失格」の売れ行き分析
「目立つこと」で得られるアイデンティティ
ベンチャーであるうちはお金を借りない

第2章
現実を消化する力

技術系企業のエバリュエーションということについて
マイクロソフトは買いかも知れない
ブロードバンドが家庭生活に入る
形にしていく当事者は誰か?

公開初日の出来事
―――オン・ザ・エッヂ
米国西海岸の定番
PRはあまりやらない

第3章
起業からIPOへ

批評的な立場からの起業
社長になるから成長する
マーケティングにはあまりお金を使いたくない
「これは自分のライフスタイルなんだ」

なぜコミュニティに着目するのか?
加速的に成長するビジネスモデル
コミュニティが生む新しいタイプの消費
不思議な魅力のあるコミュニティ
みんなを幸せにするための効率

第4章
市場が規定する部分

「インターネットバブル」はあったか?

マザーズ・ナスダックジャパン始動でインターネットが変わる
すべてはナスダックジャパンから始まった
懐の深い資金調達環境、ナスダック
店頭公開では二年かかる
ナスダックジャパンが東証を変えた
一般個人投資家からは距離がある投資環境
流動性のなさがナスダックジャンパンには好機会か?
続々と登場する株式公開企業
日本のインターネットが米国を凌駕する可能性

市場がひたすら乱高下した四月
バブルは未来が決める
前いたところに戻っただけ

マイクロソフト裁判の周辺で起こっていること
マイクロソフトを形作った人材が去っていく
ストックオプションを拡充
司法省の二分割案にも賛否両論

反面教師としてのバリュー・アメリカ
アナリストの評価は「長期的に有望」
大口資本家からの出資を得る
さんざんなオペレーション
株式を売却していたウィン

第5章
IPOの向こうにあるもの

市場のノイズを超えて
―――サイバーエージェント
まぐまぐに並んだメルマ!
本業を補完するリソース
ブロードバンド時代の広告技術

個人的な体験
メールフレンズの時代
株式公開企業の取材記事アーカイブ
本業ピークで立ち消え
数多くの人の所得増を可能にするモデル

五四億円の企業価値を生んだ「個人」
―――ピー・アイ・エム
IPOの準備で事業が逃げてしまう
ヤフーに出資を依頼しに行った
「マージ&デベロップメント」

第6章
リスクは健全に流動する

流動性を確保せよ
―――マネックス証券株式会社
なぜ、株式分割がしにくいのか?
株四万五〇〇〇円で買えた公募
市場は恣意を排除する
「風車」としての郵便局

リスクとバリュエーション
―――ウィット・キャピタル証券株式会社
企業価値を高めるプロセス
アナリストが市場をよりよく機能させる
人と違うことをやる人々
「リターンが欲しい」で機能する市場

おわりに

内容説明

若きネットベンチャーたちが直面してきた困難、厳しい現状、問題意識、今後の展望とは?IPOを基点に、彼らが体験したリアル。

目次

第1章 理想はスピードを必要とする
第2章 現実を消化する力
第3章 起業からIPOへ
第4章 市場が規定する部分
第5章 IPOの向こうにあるもの
第6章 リスクは健全に流動する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RyoShun

0
IPO(Initial Public Offering):字義的には「初回の公開売出」、端的には「株式公開」 アーリーステージ:開業が一段落してから公開前まで2021/04/29

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