目次
なぜ銀の装身具で飾るのか
銀の基礎知識
銀の装身具地図
世界の伝統装身具 銀(東アジア―福を呼び寄せる吉祥文様のモチーフ;東南アジア―大陸と島々に息づく独自の装身具文化;ヒマラヤ地域―装身具に込めた山岳民の祈りと幸せ;南アジア―頭から足先まで飾れるところはすべて飾る;中央アジア―装身具に表れる諸民族の個性;西アジア―銀の輝きに魅せられたイスラム諸国;北アフリカ―サハラ砂漠で輝く銀の装身具;ヨーロッパ―西と東で著しく異なるヨーロッパの銀の装身具;南北アメリカ―装身具で主張する先住民のアイデンティティー)
Essay 銀装身具の文化と魅力
著者等紹介
露木宏[ツユキヒロシ]
装身具史研究家、日本宝飾クラフト学院理事長、NPO法人宝飾クラフト教育振興会会長。ジュエリー文化史研究会主宰。1947年、神奈川県生まれ。1970年、立教大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
249
著者の露木宏氏は装身具史研究家。氏の目的別分類によれば、それは5つの効能ということになる。①「自己を美しく装う」②「邪を払い、招福を願う」③「信仰・宗教の証」④「財産」⑤「民族のアイデンティティと誇り」がそれである。本書では、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカ各地域の銀の装飾品を紹介している。銀の装飾はおそらくは古代から現代にいたるまで営々と作られて来たと思われるが、本書ではそうした歴史的な所産ではなく、あくまでも各国、各地域の装身具に目を向けている。いずれも逸品揃いで目移りすること必定である。2024/09/09
花林糖
14
(図書館本)世界各地の民族の銀の装身具が丁寧な解説と共に紹介されている。民族衣装や銀製品を装着している写真・切手・紙幣などもあり、眺めているだけでも楽しめました。2016/01/24
真竹
4
世界の銀の装身具が綺麗なカラー写真で詳しく見られて、図書館で借りたけれど手元に欲しい1冊。緻密な打ち出し模様や、貴石や色ガラスとの組み合わせがどれも見事。最後に触れられていたが、日本ではなぜ銀の装身具が発達しなかったのか?2017/05/27
ゼノンアノン
1
170ページまでオールカラーの大判写真がアジア圏を中心にざくざく載っている。紙質は少しざらざらしている。2019/06/11
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