目次
序章 ラグジュアリーブランドはなぜ押し入れにしまわれるのか
第1章 1970年代―「婦人服だけがなぜ売れる」を支えたもの(日本型ファッションビジネスの幕開け;大手アパレルの形成;TFWとDCメーカーの誕生)
第2章 1980年代―“快進撃”に“国際標準”の陥穽(アメリカに“日本”を売る;ジャパン社ラッシュ、押し寄せる“世界”;地殻変動のアメリカ 百貨店が消える?!)
第3章 1990年代―業際・国際・資際の「際がなくなる」(SPA(アパレル製造小売業)の台頭
日本型SPAの挑戦
国際事業に負の遺産)
第4章 2000年代―崩壊と大再編パンドラの箱が開いた!!(神話崩壊の序曲;吹き荒れる倒産の嵐;21世紀型デザイナービジネスの形;ファッションはデザイナーから資本家の手へ;流通ビッグバン、“守る”も“攻める”も)
第5章 21世紀の潮流とキーワード“市場を造る”(激しく変化する消費行動;広がる販売チャネル、流通システムが変わる)
著者等紹介
山崎光弘[ヤマザキミツヒロ]
繊研新聞社記者として40年間にわたりファッション業界を取材、報道。日本のアパレル産業はもとより、フランス、イタリア、イギリス、アメリカなど海外のファッションにも精通している。90年代には米・ギャップの取材を通し、「SPA(アパレル製造小売業)」という言葉を生み出した。杉野服飾大学教授。1947年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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