内容説明
本書は、ファッション・生活関連の分野に限られた、しかも、言ってみれば、とても私的な企画論です。メディアで紹介されるような、大きなプロジェクトや技術革新をともなうようなものではないのです。ちょっとした置き換えや組み替え、既成商品を新編集する程度の、いわゆるプチ企画。感動を呼ぶ企画とは何だろうということや、オモシロがられ、必要とされる商品企画のヒントやきっかけづくりになる内容。
目次
1 See―よく見、聞き、触り、調べ、感じる(まず、商品とは?;あり過ぎるのに、欲しくない ほか)
2 Think―感じたら、考える(肯定にも否定にも、分析を;既成概念を取っ払う ほか)
3 Plan―いよいよ、企画立案(自分に惚れる、自作に惚れる;ネーミングでドキドキ、わくわくさせる ほか)
4 Do―さあ、プレゼンテーション(「説得力」が武器;プレゼンテーションとは? ほか)
付録 これまでに手がけた、小松流商品企画(あんえどみ(マタニティーウエア)
きはる(正絹のプレタきもの) ほか)
著者等紹介
小松睦子[コマツムツコ]
出版社、商品企画会社勤務を経て独立。現在、あとりえたあぶる主宰。ファッション、雑貨など生活関連商品の商品企画、プロデュースを行うかたわら、エッセイスト、コピーライターとしても活躍する。最近は「和」に関連した仕事を多く手がけ、産地指導や企業やデパートのオリジナル・ブランドの開発にも参画。衣服振興協会の研究論文部門で、研究奨励賞を2度受賞。毎日新聞主催の「郷土提言賞」最優勝賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
調“本”薬局問悶堂
石飛一真