内容説明
墨田ゆかりの詩人たちがつむぐ水土への郷愁。言問の路地の吟遊詩人辻征夫への追慕。
目次
桜餅屋の娘―正岡子規“月香樓”
つばめと竹屋の渡し―古泉千樫・釈迢空
カミソリ堤防と水害の街―小森盛
あかしやの「曳舟」―北原白秋
“幽霊船長”と橋上の人―河原晉也・鮎川信夫
交響する水のイメージ―辻征夫・会田綱雄
地獄の桜―大岡信・小林一茶
木の実ナナ―絵本『虹色の街』
さやうなら象徴さん―三好達治
場末の子―大木実〔ほか〕
著者等紹介
長谷川政國[ハセガワマサクニ]
1947年生まれ。多行俳句作家。「梟句会」主宰。墨田区教職員組合元書記長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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