出版社内容情報
2025年に生誕30周年を迎えたF50と、いよいよ国内上陸を果たした12チリンドリ。内燃機関の終焉が囁かれるいまも、フェラーリは”12”という数字にこだわり続ける。轟音とともに、情熱と哲学を燃やし続けるふたつのV12。その響きは、時を逆巻く鐘の音。未来さえもふり返らせる、跳ね馬12気筒の魅力に迫る。
巻頭撮り下ろし
【ミドシップ編】
1995年、ジュネーブで世界を震わせた「F50」。誕生から30年を迎えた今こそ、F1マシン譲りのメカニズムを宿す”究極のスペチアーレ”を徹底的に紐解く。さらに、12気筒フェラーリ初の市販ミドシップ「365GT4BB」をはじめ、12気筒ミドシップの魅力を浮かび上がらせる。
・F50 ・365GT4BB ・テスタロッサ ...and more!
巻頭撮り下ろし
【フロントエンジン編】
1968年に誕生した「365GTB/4」、通称”デイトナ”。長大なボンネットに秘めたV12は、グランドツーリングの頂点を象徴する存在だった。そして、その血統を継ぐ「12Cilindri」がついに姿を現した。半世紀を超えてなお変わらぬフロントエンジンV12の真髄を解き明かす。
・365GTB4 ・12Cilindri ...and more!
12気筒エンジン進化の歴史
創業の時代から、フェラーリの魂を宿し続ける12気筒。歴代ユニットの姿を写真とともに振り返り、12気筒フェラーリが築き上げてきた伝統と革新の物語を解き明かす。
【目次】
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- 電子書籍
- 新装版 頭文字D(21)