目次
オーディオ評論とはなにか
ラジカルな志向がオーディオ機器の魅力の真髄となる
「時間的な淘汰を経た価値」と「質的な価値」を秘めていなくてはならないはずだ
高級コンポ切望論
ハイファイアンプの名器
オーディオでよみがえったバイキングたち
ノートルダム寺院とハイパワー・アンプ
スイス・バーゼルとA級アンプ
兵隊と市民と音楽そしてオーディオ
ニューヨークの素顔とオーディオ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジャズクラ本
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夭折したオーディオ評論家 岩崎千明の著作集で初版は1978年。この改訂版のあとがきは83年に菅野沖彦氏が認めている。岩崎氏の世代は自作スピーカーにネットワークを組んだマルチアンプが主流で、出来合いのシステムを構築する僕の世代より一昔前のもの。よって氏の文章を読むのはこれが初めてで、死後、凄い凄いと評され続けている氏の音は如何ばかりだったかと想像しながら読んでみたが、軟弱な僕の世代には難解極まりなかった。ただ、終盤の小編は当時の情景を彷彿させる雰囲気充分。火の吹くような彼のJBLの高音を経験してみたかった。2022/06/05
AM
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自己陶酔…2018/02/11