アロマパレットで遊ぶ―ワインの香りの七原色

アロマパレットで遊ぶ―ワインの香りの七原色

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784880731544
  • NDC分類 588.55
  • Cコード C2077

内容説明

グラスの中で出合った香りを的確に表現するためのテイスティング用語を厳選。香りを聴く、香りを描く、香りに尋ねる。ワインの香りの国を旅する人へのガイドブック。

目次

1 フルーティー・アロマパレット―ワインの香りに不可欠な香りの基本骨格
2 ハーベイシャス・アロマパレット―ブドウ成熟とワイン熟成のサイン
3 フローラル・アロマパレット―ワインの若々しさのあかし
4 アニマル・アロマパレット―過ぎれば不快でも複雑さに貢献
5 ミネラル・アロマパレット―感性でとらえるテロワールからのメッセージ
6 アンピルマティック・アロマパレット―発酵中や熟成中の環境の伝達役
7 ケミカル・アロマパレット―ワインのクリーンさを探るためのキーワード

著者等紹介

富永敬俊[トミナガタカトシ]
1955年東京生まれ。98年に「白ワインの魔術師」と呼ばれるボルドー第二大学醸造学部のデゥニ・デュブルデュー教授の指導のもと、ソーヴィニヨン・ブランのアロマの同定とその生成メカニズムのテーマで醸造学博士号を取得。目下、ソーヴィニヨン・ブラン果汁中のアロマティック・ポテンシャル増大に向けた醸造テクニックをテーマに博士課程の学生と奮戦中。また樽熟成した赤ワイン中の新規アロマの発見にも意欲的に取り組む。よってアロマパレットの「アンビルマティック・アロマ」は著者の得意分野である。2000年、フランス、アカデミー・アモリムより「ソーヴィニヨン・ブランの特徴的な香りの物質の同定とそのプレカーサーからの生成メカニズムの解明」でグランプリを受賞。04年、コネタブリ・ギィエンヌ・デゥ・ブライ受賞。現在、ボルドー第二大学フランス国立農業研究所リサーチ・エンジニア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田中はにわ

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七原色という分類が分かりやすい。またアロマの由来という考え方も勉強になる。2016/01/01

 本の紙魚

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なるほどワイン香りを科学するとこうなるのだ。アロマパレットという響きに惹かれて借りたけれど、なかなかどうしてマニアック。著者はフランスでワインの香りについて本格的に勉強して論文も発表しているくらいだから、ハーブの香りに例えたあたりまではともかく、だんだんと情報が混乱していく。ワインについて香りについてもっと勉強してからもう一度手に取りたい。雑誌「ワイン王国」で連載されていたものに加筆したと書かれていたが、雑誌は手にしても細部までは読み込んでいなかった。難しいけど面白い、とりあえず冷えた白ワインでも飲もう。2022/05/31

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