内容説明
結婚については、人は昔も今もかたく口をとざし続けています。ほんとに大切な、自分だけのものにしておきたい経験は、心のなかだけにしまっておきたいからです。しかし、性については、やはりいくらかの手引きが必要です。それがないと、結婚に傷つき、悩む人がでてきます。本書は興味本位だったり、なんらかの特別な主義主張にとらわれず、あくまでもヒューマンな夫婦のむつみの道を手を取るように示す、待望の書です。
目次
意図された歓び
神の計画の発見
もし愛していなければ
基本になる身体組織の理解
一体になる愛の技巧
うさぎと亀―諸問題の解決法
オーガズムにあと一歩―満足は目前に
不能の夫のために―満足をいま一度
“完全な”妻
愛に満ち、歓びに満ち
計画出産とその実際
妊娠中の性生活
六十歳、七十歳、八十歳代のセックス
疑問に答えて
あなたの結婚の改善
著者等紹介
宮原忍[ミヤハラシノブ]
1932年、東京生まれ。東京大学医学部卒、医学博士。産婦人科学、母子保健専攻。東大病院、東京警察病院を経て、現在、東京大学医学部教授(母子保健学)、日本性教育協会理事。日本キリスト教団横浜上原教会会員
柿谷正期[カキタニマサキ]
1942年、満州に生れる。島根県出身。中央大学大学院で文学修士を取得後、渡米、ウィートン大学大学院、トリニティ神学校、心理学研究学院、ジョージア州立大学大学院で学び、神学とカウンセリング心理学で学位を取得、AAMFT(アメリカ・結婚・家族・セラピー協会)臨床会員。AASECT(アメリカ・セックス・教育者・カウンセラー・セラピスト協会)認定会員。日本教育心理学会、日本相談学会会員。現在、中央大学、東京基督教短期大学講師。日本ISI総主事。柿谷カウンセリング・センター所長
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