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聖書と戦争―旧約聖書における戦争の問題 (改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784880682877
  • NDC分類 193.1
  • Cコード C0016

内容説明

聖書を読んで、だれもが首をひねる問題の一つは、神が選民イスラエルにカナンの先住民を滅ぼさせた真の目的はなんだったかということだろう。著者クレイギは、本書の冒頭で、ベトナム戦争のときに報告された類似の虐殺事件は、戦争犯罪として裁かれることとなったといって、この問題をいまこそ真剣に考えるべきであると訴える。そして、聖書学者であるが、著者は学際的方法で広範な知識を駆使、従来あいまいさを残しがちであった死角を一つ一つ埋め、旧約聖書の教えが、戦争の問題を含め、平和の君なる救い主イエス・キリストの教えに道を備えるものであることを、きわめて明確にしてくれる。

目次

第1章 戦争の現代的課題と旧約聖書
第2章 旧約聖書の遺産としての戦争
第3章 戦士としての神
第4章 「聖」戦の問題
第5章 殺人の禁止
第6章 戦争と国家
第7章 戦争における敗北の意味
第8章 旧約聖書と平和
第9章 おわりに

著者等紹介

村田充八[ムラタミチヤ]
1951年兵庫県生まれ。1976年関西学院大学社会学部卒業。1981年関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程単位取得退学(社会倫理学・宗教社会学専攻)。1981年大阪キリスト教短期大学専任講師。1985年米国ロバーツ・ウェスレアン大学交換研究員。1987年阪南大学経済学部助教授。1993年阪南大学経済学部教授。1997年~阪南大学国際コミュニケーション学部教授。1997年~1998年米国カルヴァン大学客員研究員。1998年博士(学術)
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