内容説明
使徒のパウロがコリントに送った手紙は、複雑なさまざまの問題を実生活との関係で扱った手紙としてよく知られている。その教会は宗教改革者のカルヴァンにより神よりむしろ悪魔に支配されているといえるほど不健全な教会だといわれたが、パウロはコリントに行った当初幻で神から「この町には、わたしの民が大ぜいいる」といわれた。その後、事実大ぜいの人が入信したが、人々は信じてすぐ立派な信者になるわけではない。こうしてさまざまな問題が出てくるのだが、本書は現代にも通じる難問にたいする神の答えをじゅんじゅんと説き明かして明快である。
目次
コリントにある神の教会
恵みと平安とが、あなたがたにあるように
キリスト・イエスにあって与えられた神の恵み
神は真実なかたである
教会の一致の勧め
キリストは分けられない
十字架の言葉
神の知恵と世の知恵
誇る者は、主を誇れ
われらの救い主なるキリスト〔ほか〕
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- 和書
- アイヌ、風の肖像