内容説明
ねずみにだって生存競争はあります。ある日、ハンフリーが骨休めの必要を説くと、アーサーは週末のヴァカンス旅行を提案。教会ねこのサムソンも、ねずみをいじめないと誓ったてまえ、護衛についていかないわけにいかなくなります。そこで、旅行がこりごりになるような事件を期待していると…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん@道北民
7
ねずみにとっては近所の公園も世界一周レベルの広さwサムソンネーミングセンスあるなぁ。動物たちが毎度表情豊かで可愛いvじっくりと絵を見れる絵本です。そして笑えます。お互い同時に指差すなよ(笑)2013/06/25
にゃおん
5
そうか、このシリーズは「教会ねずみ」シリーズではなくて、「ねこのサムソン」シリーズだったのね。どうしても、個性的なネズミ二匹(ハンフリーとアーサー)の存在感が強くって、サムソンくんは脇役風です。(笑)2012/08/12
ひなにゃんこ
4
★3 《ねずみ達が、毎週末のバカンス旅行を提案。教会猫のサムソンは「ねずみをいじめない」と誓った手前、ねずみ達の護衛のため同行させられることに。》 ねずみ達、サムソンが手を出さないからって、舐め切った態度が腹が立つ〜! サムソンは、まるでワガママし放題の子ども達に手を焼く保育士さんみたいで、気の毒だった。 それでも終始平常心を維持するサムソンは大人だなぁ。2013/01/21
timeturner
1
青の濃淡だけで描いた夜の屋根裏部屋の4ページがすごくアーティスティックで素敵。フクロウの表情もいい。グレアム・オークリーって動物の表情をとらえる天才だと思う。2014/12/15
juni
0
毎年ヴァカンスに行く牧師さんの代わりに来る代理の牧師。ところが今年の代理牧師は部屋の壁に絵を描いたり、うるさい音楽を演奏したり…。おまけにチーズをくれないばかりか、なんとねずみが大嫌い!ねずみのアーサーたちと猫のサムソンは自分たちの権利を求めて立ち上がる!*代理牧師はどうやって選んでいるんだ…。あまりにもひどすぎる(笑)しかも、市長の車を傷つけたのはどうみても代理牧師ですよ…?(笑)相変わらず、絵のいたるところにジョークがいっぱい♪2012/01/23