目次
“十月”の復活
一九一七年十月の勝利
一九二一年
世界革命第一波の敗北過程
一九四三年
“先進国革命”の仮構
植民地人民は反乱する
国境をこえる革命の展望
ゲバラ、その思想と行動の象徴するもの
ゲバラの思想への接近―中南米遊撃を通して
一九五三年七月二六日
シエラ・マエストラ
七・二六運動の分裂と社会主義革命
「世界革命の根拠地」キューバ
ゲバラとドブレ―第三世界と西欧の革命家たち
付録
著者等紹介
太田龍[オオタリュウ]
昭和5(1930)年、樺太生まれ。東京理科大中退。独学でマルクス、ヘーゲル、アダム・スミス、ギリシャ哲学、さらには漢方医学、万葉集などを学び、昭和20(1945)年10月、青年共産同盟に加盟、昭和22年、日本共産党入党。昭和27年4月、「ソ連スターリニスト共産党官僚権力は人類と労働者人民の敵と化した」との結論に達して日本共産党を脱党。その打倒を公然と呼びかけ、第4インターナショナル日本支部結成のために活動する。昭和42(1967)年、「マルクス共産主義は資本主義と同根同罪の西洋近代主義の一味」との結論に達し、マルクス主義と絶縁して第4インター離党、「辺境最深部に向って退却せよ」を提唱(昭和46、47年)
鈴木邦男[スズキクニオ]
昭和18年福島県生まれ。早稲田大学政経学部卒。在学中から民族派学生運動に参加、全共闘運動とは激しく対立する。新聞社勤務の後、昭和47年「一水会」を結成し新右翼として注目される。平成11年同代表を辞任し顧問に。様々なテーマで執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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