内容説明
限られた蓄積しかない文化経済学のフロンティア―伝統文化。家元茶道が持つ高度な知的体系を“稽古場 茶会 道具”の3つの経済から解き明かし、広い経済圏、巨大な内需市場が形成されていることを示す。
目次
第1章 文化経済学と茶道
第2章 家元茶道の文化体系
第3章 家元茶道圏と第3の市場
第4章 稽古場の経済
第5章 茶会の経済
第6章 茶道具の経済
第7章 結論
著者等紹介
太田直希[オオタナオキ]
同志社大学経済学部助教・同創造経済研究センター兼担研究員。愛知県岡崎市生まれ。京都大学経済学部経済学科卒業。同志社大学大学院経済学研究科博士後期課程博士学位取得修了。専門は文化経済学。日本文化の文化的・経済的な価値創造につながる活動をライフワークとし、京都を中心に茶道をはじめ幅広く文化を伝える活動を展開中。茶道表千家講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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