内容説明
京都・金沢広域圏で300時間超、175名以上に取材。地域固有の芸術文化の創造と享受(消費)を担う人材・情報・教育ネットワークの最適化を模索する。
目次
1 理論の考察
2 教育研究機関とそれらを取り巻く創造環境の変遷
3 芸術系大学のネットワークにおける創造の場
4 美術館のネットワークにおける創造の場
5 専門技術研修所(研究所)のネットワークにおける創造の場
6 陶芸作家のキャリアパスと教育研究機関における創造の場
7 教育研究機関のネットワークにおける多元的な創造の場
著者等紹介
前田厚子[マエダアツコ]
同志社大学創造経済研究センター嘱託研究員。同志社大学博士(経済学)、慶応義塾大学修士(美学)。国内大手総合商社と米系グローバル金融会社での長期勤務を経て、石川と京都の伝統文化である工芸の革新と継承を担う創造環境の形成について、芸術系大学、専門技術研修所、美術館の社会連携を通じた人材育成や知識共有を研究してきた。近年のテーマは富山、岐阜、愛知の相当例に拡張して「地域文化産業のSDGsを担う創造環境」である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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