野外彫刻との対話

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784880654669
  • NDC分類 712
  • Cコード C0071

内容説明

現代彫刻の難解さと対照的に、「野外彫刻」は観者の目が捉えた通りのものであり、比較的明快な意味とかたちの世界です。そこに現代美術の暗い局面を脱する1つの方途があるのではないかと考えます。

目次

野外彫刻についての三つの考察(生活空間の装飾として;モニュメントとしての彫刻の現代における意味;野外彫刻と人間との関係)
特別寄稿 都市空間と彫刻―都市デザインの視点で眺める野外彫刻(井口勝文)(野外彫刻が街なかに並び始めて、まだ半世紀。;建物の敷地の中の野外彫刻。その生みの親は建築の公開空地。;建物の敷地の中に設置される野外彫刻に日本の伝統文化を見る。;建築を設計する立場からすると主役は建築本体で、彫刻は脇役。;公開空地が「街の一部」であるアメリカ。建物の「庭」である日本。;石灯籠と門かぶり松と野外彫刻は日本庭園の3兄弟。;ファーレ立川に見る道路空間の野外彫刻。;道路をギャラリーに見立てる野外彫刻。;街なかの野外彫刻を鑑賞する視点が微妙に異なる、日本とヨーロッパ、アメリカ。;都市空間と野外彫刻―これからの日本では。)

著者等紹介

西山重徳[ニシヤマシゲノリ]
1941年、長野県生まれ。早稲田大学文学部卒業。同大学大学院文学研究科修士。1969年、出版社に入社。翌年に退社し、ローマ大学に留学。1972年同学中退。1990年玉川学園女子短期大学教授。1999年より玉川大学文学部教授。2007年退職。レオナルド・ダ・ヴィンチの「パリ手稿」(岩波書店)翻訳者の一員となる。イタリア・ルネサンス期の美術を中心的研究領域とし、ロレンツォ・ギベルティの遺稿「イ・コンメンタリイ」や、レオナルド・ダ・ヴィンチの遺稿が研究の中心

井口勝文[イノクチヨシフミ]
1941年福岡県朝倉市生まれ。九州大学建築学科卒業、1級建築士、博士(工学)。1970、71年度イタリア政府給費留学(フィレンツェ大学)。竹中工務店、Giancarlo De Carlo都市建築設計事務所、環境開発研究所にて建築設計、都市設計に従事、高度経済成長期の多くの大規模都市開発、再開発プロジェクト、まちづくり事業に参画。2000年より京都造形芸術大学環境デザイン学科教授(2007年まで)。1993年よりイタリア、メルカテッロにて町家の修復事業を続けて2018年同町名誉市民に

さとうあきら[サトウアキラ]
1954年、東京生まれ。明治学院大学、東京綜合写真専門学校卒業。日本で唯一の動物画専門の「藪内正幸美術館」(山梨県北杜市)の開設準備の一つとして、玉川大学通信教育学部で学芸員、司書資格を修得。動物園や水族館の動物たちを撮影している「動物・写真家」として活動。『みんなのかお』(福音館書店)で、1995年度児童福祉文化賞=厚生大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たまご

10
街の歩道や,駅前,高層ビルの敷地によくみかけるオブジェ.著者はそれを「野外彫刻」ととらえて,日本における野外彫刻の意味を装飾,モニュメント,それを眺めて道行く我々に感じさせるもの,として論を進めていきます.特別寄稿では,日本と西欧の街並みのとらえ方の違い(敷地ととらえて入り口→庭→建物がある日本/公共用地と建物ととらえる西欧)からみる,野外彫刻の置かれ方などについて述べられています. なんとなく感じていた日本と西欧の都市の違いを明文化してもらった気が.日本と西欧はネガポジの関係,なるほど.2019/12/08

ぴよぴよーーーーー

0
野外彫刻の在り方の考察、特に別章の世界の地域別の都市空間の考え方の違いが興味深かった。野外彫刻を鑑賞する機会は多いので、今後は見方がより深くなりそうだな2021/06/20

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