東京・都市再生の真実―ガラパゴス化する不動産開発の最前線

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東京・都市再生の真実―ガラパゴス化する不動産開発の最前線

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  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784880653693
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0033

出版社内容情報

加熱する不動産開発の果てに待つ未来とは

地上70m の高さから渋谷の街を一望できる劇場「東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ)」、丸の内・大手町に忽然と現れる3,600 ?uの森「大手町の森(大手町タワー)」、銀座四丁目交差点を見下ろす芝生広場や屋上農園「銀座テラス(銀座三越)」など。
2000 年代の不動産開発は実に、バブル期に匹敵する巨額投資がなされていた。そしてこれから5年、オリンピックに向け拍車がかかる不動産投資と開発ラッシュ。 その果てに東京を待つ未来とは!?
特区制度「都市再生」による成果や課題を通して今後の東京における不動産開発のあり方を論じる、気鋭の力作。

【著者紹介】
1979年生まれ。2006年筑波大学大学院環境科学研究科修了後(株)野村総合研究所に入社。都市政策や不動産開発・投資に関する調査研究やコンサルティングに従事。工学博士(筑波大学)。2012年内閣官房地域活性化統合事務局都市再生の推進に係る有識者ボード経済効果ワーキンググループ委員。2015年から三井不動産アメリカ(株)で不動産開発・投資に関する調査研究に従事。主著に『社会インフラ次なる転換』(共著、東洋経済新報社)『徹底分析アベノミクス成果と課題』(共著、中央経済社)『東京・首都圏はこう変わる! 未来計画2020』(共著、日本経済新聞社)。

内容説明

近年の東京における不動産開発を俯瞰し、その光と影を分析。特に都市再生特別地区が抱える問題点や課題を明らかにする。不動産開発は新たな価値を創出する触媒ともなり得るが、時としてゴーストタウンを生み出すこともある。では東京の場合は?

目次

第1章 ガラパゴス化する東京の不動産開発(バブル期に匹敵する不動産開発の増加;第一のガラパゴス化:市場の論理から乖離した用途構成 ほか)
第2章 都市再生の発案と構築(経済対策として発案され選挙対策として始動した都市再生;小泉内閣による都市再生本部の設置 ほか)
第3章 都市再生の光:地価上昇と多様な公共貢献の創出(再生した大都市中心部;再生の最大要因は規制緩和による不動産開発 ほか)
第4章 都市再生の影:不透明な規制緩和の手続き(事前相談によって全てが決定される都市再生特別地区;民間事業者と自治体職員との事前相談の実態 ほか)
第5章 今後の東京に求められる不動産開発のあり方(高く評価される丸の内・大手町と六本木・赤坂の不動産開発;利用主体で異なる大規模複合施設やエリアの評価構造 ほか)

著者等紹介

北崎朋希[キタザキトモキ]
1979年生まれ。2006年筑波大学大学院環境科学研究科修了後(株)野村総合研究所に入社。都市政策や不動産開発・投資に関する調査研究やコンサルティングに従事。博士(工学)。2012年内閣官房地域活性化統合事務局都市再生の推進に係る有識者ボード経済効果ワーキンググループ委員。2015年から三井不動産アメリカ(株)などで不動産開発・投資に関する調査研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

snzkhrak

3
活用が始まってから約10年が経過した都市再生特区の割と細かな振り返りと、ざっくりした今後の市場ニーズや運用上の課題についてのマニアックな書。過去の反省をあまりやらないのが我々日本人の気質なのか、こうした書は稀なので有難い。開発方針を考える際の一つの切り口にしたい。2016/03/27

ja^2

2
都市再生特区について、ここまで踏み込んで書いている書籍は他にないと思う。▼創設の背景や既存の都市開発諸制度との相違、公共貢献のあり方やその効果を、多くの事例を示す中で、どちらかというと行政側ではなく民間事業者の立場で分析している。また、現状の制度上の問題・課題も指摘し、その解決策も提案している。▼実務上の手引き本ではないから、それを期待する向きには賞賛されないかもしれないが、こうしたことを知った上で実務に取り組めば、そのせいかも違ってくるに違いない。2017/05/12

Monty

0
読了📕都市再生・開発の歴史や政治的背景など、あまり語られない側面がわかって、面白い。加えて、開発コンセプトがブレてない街って確かに少ない事に気づかされる。ガラパゴス化は決してネガティブではないが、縮小市場でどんな価値を創出するか、課題は尽きない。2022/05/26

gden

0
★★★★☆ 不動産開発について理解を深めたかったため読書。著者の言うガラパゴスとは、模倣したニューヨークの都市計画とは異なる発展を遂げる東京を比喩したもの。その背景には需要縮小による差別化や紆余曲折を経た都市再生施策が関係し、そして民間事業主体の開発が活発化した経緯が詳細に記述されている。またそうした結果出現した公共貢献の事例、反対に適切な運営がされていない現状、その改善案などが簡潔にまとめている。 最終章では施設利用者の属性別から分析した開発の今後を示しており、官民ともに大変勉強になる一冊。2019/11/02

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