大学教授という仕事 (増補新版)

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大学教授という仕事 (増補新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784880653013
  • NDC分類 377.13
  • Cコード C0037

出版社内容情報

大学教授になりたい人、大学院に進む人、現職教授らも絶賛。ありそうでなかった知られにくい大学教授の仕事全般についてやさしく明解に書かれている、研究と教育に携わる人たちの必読書。

「院に入る前に読んでおけば良かった……」by大学院生
「同業者として自身の仕事を振り返ることに役立つ」by大学教員など
多くの感想が寄せられたベストセラーの増補新版

最高学府……国公立私立大学の正規教員数は約18万人、そのうちの40%以上が「大学教授」である。
驚くべきことに、教授には教員資格がいらない。では彼等はどのようにキャリアを形成したのか? 学務をどのようにこなしているのか? 研究時間をどう割り振っているのか? 私生活は?
語られることの少ない、一般にはなじみの薄い大学教授という職業を、『理系のための論文作法』、『へんな立体 脳が鍛えられる「立体だまし絵づくり」』などのベストセラーを持つ名物教授が、軽快な筆致で独白する。

本書は、入試問題作成、学生指導、学会活動、著作活動、マスコミ出演など多岐に渡る仕事をつぶさに紹介し、知られにくい大学教授の仕事全般についてやさしく明解に書かれた1冊です。

大学教授の仕事がわかる15章
1- ストレスの少ない職業
1-1一国一城の主 1-2卒業から大学教授までの道
2- 講義の担当
2-1教え方を教わっていない先生 2-2教壇は最良の勉強の場
3- 研究と学生指導
3-1研究者としての大学教授 3-2学生の獲得 3-3研究指導 3-4研究室のスタイルづくり 3-5秘書
4- 研究資金の獲得
4-1経常研究費と外部資金 4-2不正防止
5- 論文の精算
5-1原稿の執筆 5-2学生の原稿の添削
6- 管理運営の仕事
7- 入学試験
7-1入試問題の作成 7-2出題ミスとその対策 7-3試験監督と採点
8- 学会活動
8-1研究交流・研究発表の場 8-2研究業績蓄積の場 8-3学会の役員
9- 国際会議活動
9-1学会活動の国際版 9-2学生指導と国際会議 9-3会議運営・国際交流
10- 審査
11- 他大学の非常勤講師
12- 著作活動
13- 研究成果の社会還元
13-1ソフトウェアの公開 13-2幾何計算駆け込み寺 13-3研究成果と知的財産
14- 専門知識の社会還元
14-1講演などの依頼 14-2マスコミへの協力
15- 大学教授のセルフマネージメント
New・特任という身分
New・国立大学から私立大学へ
New・世界一になると言うこと
New・ポスドク事情

【著者紹介】
1948年生まれ。名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻助教授、東京大学大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻教授などを経て、2009年より明治大学大学院先端数理科学研究科特任教授。
主著に、『理科系のための英文作法』(中公新書)、『だまし絵の描き方入門』(誠文堂新光社)『エッシャーマジック』(東京大学出版会)など。

内容説明

最高学府教員18万人のトップに君臨する7万人の教授たち。教員資格不要、教え方不要のこの謎めいた人々の実生活は?「世界一受けたい授業」などでおなじみの名物教授が、キャリア・校務・研究・学会・私生活の全貌を告白する。

目次

ストレスの少ない職業
講義の担当
研究と学生指導
研究資金の獲得
論文の生産
管理運営の仕事
入学試験
学会活動
国際会議活動
審査
他大学の非常勤講師
著作活動
研究成果の社会還元
専門知識の社会還元
大学教授のセルフマネージメント

著者等紹介

杉原厚吉[スギハラコウキチ]
1948年生まれ。名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻助教授、東京大学大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻教授などを経て、2009年より明治大学大学院先端数理科学研究科特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mazda

29
大学院まで行っている方なら容易に想像のつく内容ですが、改めて読んでみるとなるほどな、という気持ちにもなりました。教授というのもいろいろいるな、と感じたのも事実で、「研究室行事(スポーツ、飲み会)を土日にやるから、バイトは禁止」、「お金がないなら奨学金を借りろ。どうせ返さなくていいんだ」、「研究というのは金がすべてだ」ということを言っていた方がおりました。杉原先生が手打ちそばを食べさせることが「アカハラ」と書いていたことを考えると、アカハラは当然ですが、詐欺、強要もありうる!?2016/10/01

きぬりん

2
大学教授は給料をもらう雇われの身であるけれども、一国一城の主のように裁量の度合いが高く、またそれゆえストレスは少ないけれども何かと忙しい。その忙しさの原因である、教育、研究、研究室/学部/専攻の管理運営、外部資金獲得、学会活動、研究成果の社会還元等、大学教授のさまざまな仕事を紹介。理系か文系か、国立か私立か、研究大学かそうでないか等に応じた違いはあるだろうが、概ね大同小異ではないかと思う。個人的には増補新版の加筆部分、国立と私立との違い(私立の方が公的資金の使途にうるさい)や、専任と特任との違いが面白い。2024/09/21

しょうゆ

1
一般的な理系の大学院の教授の姿に馴染みがなかったので手に取って読んで見たが、思いのほか、発見が多かった。ワタミの「緊急ではないけど、重要なもの」のための時間を作れはたしかに金言。文章も明確で読みやすく、変に自慢がハナにつく感じでもないところが素晴らしいのだろうなあ2017/03/23

tommy

0
けっこう面白かったけど、院生ならまあ知ってるねぐらいの内容だった。普通。 研究のこととか全然知らない人には面白いかも。2014/08/31

かーむ

0
図書館。分野が違うこともあり多少の誤差はあるのかな、と思いつつも非常に分かりやすく大学教授について書かれておりとても面白かった。行動力のすごさ。分野が違うからこそ依頼内容、相談内容がとても面白かった。2014/08/04

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