出版社内容情報
都市の再生に、高コストの新規事業は不要。「成長しない時代」「少子高齢化」に向かう日本のまちづくりと再生を提言する必読書。
少子高齢化、団地・ニュータウンの老朽化、そして東日本大震災による未曾有の被害。都市再生は、わが国における急務の事項となっている。
しかし長引く不況、財政問題などから大規模再開発は難しく、また高齢者問題から、再開発によるコミュニティの崩壊を懸念する声も多い。
本書では国内外の事例を出来るだけ多く掲げ、いつまでも住み続けることの出来る住環境、地域や団地に根ざしたコミュニティ再生のあり方、震災から学ぶエコライフなどを、第一線の研究者や自治会担当者、企業や行政の担当者ら多方面から報告するシリーズ最新刊。
内容説明
「団地再生」の可能性を国内外の実践例から探る!「コミュニティの再生(活性化)」「住宅と住環境の再生(快適化)」「ハウジング経営の再生(経営効率の向上)」この3つの“再生”こそが、プロジェクトの本質だ。
目次
第1章 絆を深めて賑やかなまちに
第2章 住まい方を考える
第3章 団地と地域の再生マネジメント
第4章 今ある資産に手を入れて
第5章 サステナブルな暮らし方
第6章 専門家の役割とは
団地再生に取り組む―活動報告