内容説明
どんな本にもドラマがある。著者ならではの資料を駆使して綴るベストセラー史の決定版。
目次
1章 平和が訪れたとき、人々は何を求めたか(「ベストセラー」の初出は大正時代;江戸時代なら千部で万々歳 ほか)
2章 読者を掘り起こす編集の力(戦後史の曲がり角;原爆被害を告発 ほか)
3章 文学がビジネスになった(激論の選考、『太陽の季節』;文学が事業となった ほか)
4章 ベストセラー現象の新しい光景(テレビ栄えて文学衰える;山口百恵の文才を見抜く ほか)
著者等紹介
植田康夫[ウエダヤスオ]
1939年広島県生まれ、上智大学文学部新聞学科卒。『週刊読書人』編集長を経て、上智大学文学部新聞学科助教授、教授を歴任。2000年~08年に日本出版学会会長。現『週刊読書人』編集主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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