内容説明
のべ3万頭の犬を診てきた獣医師!朝日新聞のコラムでおなじみのますみ先生が書いた老犬介護本の決定版。
目次
第1章 あなたの愛犬はなぜ長生きするようになったのか(あなたの愛犬はなぜ長生き?)
第2章 犬にとっての老いとは何か(犬が年をとるってどういうこと?;体格による老いの差―小型犬ほど長生き;血統による老いの差―ミックス、柴が長生き;こんなサイン・兆候が見えたら老いがやってきている)
第3章 犬にとっての痴呆とは何か(痴呆・認知症とは何か;痴呆になりやすい犬、なりにくい犬)
第4章 あなたの犬はどんな病気にかかりやすいか(症状から見た病気;小型の老犬がかかりやすい病気;大型の老犬がかかりやすい病気;メスの老犬がかかりやすい病気―避妊がいちばんの予防;オスの老犬がかかりやすい病気―去勢がいちばんの予防;その他の病気)
著者等紹介
石井万寿美[イシイマスミ]
獣医師。1961年、大阪府生まれ。1986年酪農学園大学大学院獣医学研究科修了。動物病院勤務を経て、大阪府守口市に「まねき猫ホスピタル」を開業。臨床獣医師として日々患畜を診る一方、アニマルライターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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AICHAN
30
図書館本。うちのワンコは12歳。人間でいえば初期高齢者だ。数年後には介護が必要になり、もしかすると何らかの病気の治療も必要になるかもしれない。それでこの本を借りた。著者は女性の獣医師。「犬にも老いがあることをまったく考えていない人に対して私は軽い嫌悪感すら感じる」というキビしい医師。恐々ページを繰ると、犬にも高齢者時代が来ていることを認識させてくれ、犬も認知症になること、老いるとかかりやすい病気について犬種別にその予防と治療を優しく教えてくれる。「老犬の日常生活の注意点」の章がためになった。2018/10/01
マルガリータ
0
「犬はアクセサリーではなく、命ある動物なのです。」最期まで面倒をみる覚悟なしに、安易に動物を飼うことはやめてもらいたい。シニア犬の病気、介護の方法、対処方法などわかりやすく書かれている。2014/06/16