出版社内容情報
人類未曾有の「水」問題が地球規模で拡大している――。地球温暖化で消える湖、過剰開発が招く大洪水や水質汚染、地球規模で広がる砂漠化など、現役新聞記者が数年の歳月をかけて世界の水問題を取材した衝撃のルポ。東京大学名誉教授・高橋裕氏推薦!
1 黄河五千キロの旅
源流―今は昔、千湖のふるさと/「断流」、その後の母なる川/土砂で埋まる「暴れ川」/耕して天に至る黄土高原/砂漠化と闘う上流域
2 世界に広がる水と大地の危機
渇水と洪水の同時進行/化学物質の汚染/ヒ素汚染の恐怖/枯れる地下水、沈む地盤/文明を映す湖沼/飢餓大陸・アフリカ
3 ダムの功罪
文明のシンボルなのか/建設時代の終わり
4 危機から脱する道―近代を問う
管理の危機/緑と湿地の価値/自然と生きる/国際協調
内容説明
いま、世界中で水と大地が悲鳴を上げている―。地球温暖化で消える湖、過剰開発が招く大洪水や水質汚染、地球規模で広がる砂漠化―。現役新聞記者が数年の歳月をかけて世界の水問題を取材した衝撃のルポ。
目次
1 黄河五千キロの旅(源流―今は昔、千湖のふるさと;「断流」、その後の母なる川;土砂で埋まる「暴れ川」;耕して天に至る黄土高原;砂漠化と闘う上流域)
2 世界に広がる水と大地の危機(渇水と洪水の同時進行;化学物質の汚染;ヒ素汚染の恐怖;枯れる地下水、沈む地盤;文明を映す湖沼;飢餓大陸・アフリカ)
3 ダムの功罪(文明のシンボルなのか;建設時代の終わり)
4 危機から脱する道―近代を問う(管理の危機;緑と湿地の価値;自然と生きる;国際協調)
著者等紹介
渡辺斉[ワタナベヒトシ]
1945年、愛知県生まれ。名古屋大学文学部(社会学専攻)卒業後、朝日新聞社に入る。名古屋本社社会部、三重県津支局、東京本社社会部などを経て、93年、名古屋本社編集委員(選挙・行政担当)。95年から論説委員(名古屋在勤)
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