近代中央ユーラシアの眺望

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  • サイズ A5判/ページ数 315p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784634672499
  • NDC分類 220
  • Cコード C3022

内容説明

近代中央ユーラシアの知られざる動態。最新の研究成果をもとに、多様な角度から鮮明な歴史像を描く。

目次

プロローグ 遊牧民とオアシスの民、そして交易―モグール・ウルスからジューンガルへ
第1部 遊牧民社会の実像(英雄叙事詩が伝えるノガイ・オルダ;遊牧民の法と社会―ロシア統治下カザフ草原における19世紀前半の変容;遊牧英雄のリアリズム―近代を生きたあるクルグズ首領一族の生存戦略 ほか)
第2部 オアシス地域の変動(19世紀コングラト朝ヒヴァ・ハン国の君主像;ワリー・ハン・トラ―コーカンド・ハン国滅亡期におけるマルギランのスーフィー指導者;中央アジアの綿花モノカルチャー―ロシア帝政期からソ連初期のフェルガナ地方を対象に ほか)
第3部 イスラームとネットワーク(タタール商人の新疆進出;オスマン帝国からみた中央ユーラシア―汎イスラーム主義の射程;帝政ロシアのムスリム女性言説とその共振―A.アガエフの著作を中心に ほか)
エピローグ 中央アジアにおけるソ連時代の記憶

著者等紹介

野田仁[ノダジン]
1974年生まれ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所准教授。専攻:中央アジア史、露清関係史

小松久男[コマツヒサオ]
1951年生まれ。東京大学名誉教授。専攻:中央アジア近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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