内容説明
本書は、債権管理について「与信管理」を入り口と位置づけ、契約管理や履行確認を中心とする狭義の「債権管理」から、次の段階である保証と担保の「債権管理」へと続き、さらに、出口と位置づけられる、緊急時の破綻等の保全措置や回収を中心とする「債権回収」までの「広義の債権管理」の全貌を俯瞰したうえで、担当者が、各段階においてどのような順序で何をなすべきか、そして緊急時には何ができるか、を多くの図を駆使してまとめたものである。
目次
第1章 初期の信用調査と定期的な見直し
第2章 日常の債権管理
第3章 担保・保証による債権保全
第4章 信用不安時の対策
第5章 取引先倒産時の債権保全・回収策
第6章 法的整理手続について
著者等紹介
花井正志[ハナイマサユキ]
1977年小樽商科大学卒業、日商岩井入社。東京審査部、法務部、大阪法務審査部、日商岩井米国会社(ニューヨーク)法務課長、東京法務部第一課長、審査部副部長、法務部長を経て、現在、双日株式会社法務部部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。