内容説明
ブスカーリア博士の、あたたかくユーモアあふれる文章で語られる七つの物語。新米教師として生徒たちと上演したクリスマス劇の想い出。南の島バリで島の若者たちと過した不思議なクリスマス・イブ。心臓手術後の回復を待つ病院でのクリスマス…。クリスマスは年に1回だけではないこと、家族を愛し隣人とともに生きること、平和、喜び、善意が私たちの人生を高めること、つねに希望を持って生きること―を説いた人間愛の名作。
目次
第1話 クリスマスの天使
第2話 ハッピー・ハヌッカ!
第3話 ママのラビオリ
第4話 ビッグ・マシューの名せりふ
第5話 やせっぽちのサンタ
第6話 宿屋は満員
第7話 最後のクリスマス?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケロリーヌ@ベルばら同盟
61
本書は、奇跡を無条件で受け入れられる人、説明を必要としない人、愛、寛大さ、献身、良心、人生の不思議を信じる人たちに捧げられた、クリスマスをみんなで楽しむために書かれた本です。ポインセチアやもみの木、たくさんの贈り物が描かれた表紙を開き、古き良きアメリカが暖かく描かれた装画と、家族、隣人愛に溢れる美しい物語の世界に旅立ちましょう。一年の終わりに、心静かに楽しみたい一冊です。2021/12/18
星落秋風五丈原
7
作者が長い生涯の中で経験したクリスマスの話が7つ入っている。1990/12/22