内容説明
中空から人間界を凝視する異形の者たち。その異様、その怪奇―。なにゆえ彼らはそこに居るのか?スティーブン・キングが解き明かす、人の心の奥底に潜む怖ろしきものへの憧憬。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
**くま**
8
キングのエッセイつきガーゴイル写真集。キングファンの私から見てもエッセイはあまり面白いとは思えない・・・現在人気作家として活躍しているキングの息子ジョー・ヒルの幼い時代のエピソードが可愛いけど、まぁそれくらい(笑)。私は日本人なのでガーゴイルは馴染みがないですが、こちらのアメリカのガーゴイルはユーモラスなものが多く、結構可愛く見えます(笑)。これを本気で怖いと思うキングはやはり感受性が強いのね。ちなみに私の記憶に残ってるガーゴイルといえばパリのノートルダム大聖堂。パリの街を見下ろす姿にシビレる(笑)。2014/09/02
sin
8
キングのエッセイがくどくどしいのが玉に傷だけど、掲載されたガーゴイルや異形の彫刻は見応えが在っていい。顔聖さんにお薦めしたい迫力のあるお顔がいっぱいです。2013/07/02
獣狼ZAKI
2
ある意味、日本書籍の中で唯一のガーゴイル写真集なのかもしれない。 殆どがモノクロで顔を大きくupしているもの、人間に近い石造がやや多め。 かなりの迫力さに圧倒されて一度は行って実物を見てみたい。 次第に数が減ってきているようでそれはそれで寂しい…orz ガーゴイルは現代も密かに生きている怪物なのだから自ら気が付かないだけで本当は傍にいるんだ…と思わせるほど面白い。2010/05/26
のちおちゃん
0
☆☆2011/07/04
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- 和書
- 狂王ヘロデ 集英社文庫