目次
序盤(第一日目・午後4時から)
中盤(第一日目・夜)
真夜中篇(第二日目)
夜明けまで
この本の成り立ちについて 小さなカーブを曲がったとき
主催者より 三十年後の失語と沈黙
高野山ライブ縁起
資料篇
著者等紹介
加藤典洋[カトウノリヒロ]
1948年山形県生まれ。文芸評論家。早稲田大学名誉教授。1985年『アメリカの影』刊行。『言語表現法講義』で新潮学芸賞、『敗戦後論』で伊藤整文学賞、『テクストから遠く離れて』『小説の未来』で桑原武夫学芸賞を受賞。他に『戦後入門』など著書多数。2019年没
小浜逸郎[コハマイツオ]
1947年横浜市生まれ。批評家。国士舘大学21世紀アジア学部客員教授(2002~21年)。横浜市教育委員(2008~12年)
竹田青嗣[タケダセイジ]
1947年大阪府出身。哲学者、文芸評論家。早稲田大学名誉教授。大学院大学至善館教授
橋爪大三郎[ハシズメダイサブロウ]
1948年神奈川県出身。社会学者。東京工業大学名誉教授。大学院大学至善館教授。1985年『言語ゲームと社会理論』刊行。『ふしぎなキリスト教』(大澤真幸と共著)で新書大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつのおすすめあにめ
2
笠井潔、竹田青嗣、加藤典洋らの鼎談「村上春樹をめぐる冒険〈対話篇〉」の実質的な続編らしいですが笠井潔は病欠により不在。小浜逸郎と橋爪大三郎が参加し、あとは参加者もドシドシ発言するライブ討論に。〈対話篇〉も、この討論も『ノルウェイの森』でブームになった村上春樹が対象なので、阪神淡路オウムの95年からの村上春樹作品を読み解くヒントとかではない(そもそも村上春樹をダシに寄せ鍋をしようと言う企画らしいので、なんなら〈対話篇〉も村上春樹をダシに蓮實重彦、柄谷行人VS笠井潔、竹田青嗣、加藤典洋だったし)。新作楽しみ。2023/03/07
三県・境三
0
これは凄い。今さら村上春樹かよ、と思いつつ、ねじまき鳥クロニクルや95年の村上春樹の転回の前の凪の時代に村上春樹について語るという本。普通の素人が質問とかまあまあしているみたいだが。よくこんなの今出す気になりましたね、と。2022/08/30