西洋能 男が死ぬ日 他2篇

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西洋能 男が死ぬ日 他2篇

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784880594149
  • NDC分類 932
  • Cコード C0074

内容説明

劇作家テネシー・ウィリアムズは、1950年代後半から三島由紀夫と親交をもち、日本の芸術や文化に深い関心をよせた。その時期の戯曲「西洋能 男が死ぬ日」他2篇を本邦初訳。三島との対談「劇作家のみたニッポン」も併録し、作家の知られざる側面を照射する。

著者等紹介

ウィリアムズ,テネシー[ウィリアムズ,テネシー] [Williams,Tennessee]
1911‐1983。アメリカ合衆国ミシシッピ州生まれの劇作家。1944年に『ガラスの動物園』がブロードウェイで大成功を収め、1948年には『欲望という名の電車』で、1955年には『熱いトタン屋根の上の猫』でピューリッツァー賞を受賞している

広田敦郎[ヒロタアツロウ]
京都大学文学部卒業後、劇団四季、TPTを経てフリーランスの翻訳家/ドラマターグ。翻訳上演戯曲にトム・ストッパード『コースト・オブ・ユートピア』(第二回小田島雄志・翻訳戯曲賞)他。アジアン・カルチュラル・カウンシル2013年グランティ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

119
「男が死ぬ日」舞台は東京。「緑の目」舞台はニューオリンズ 同性愛の男と 彼のそばにいる女。「パレード~もうすぐ夏終わり」 最後に三島由紀夫との対談。あまりよく理解出来なかった。舞台を想像してもみたが、白地に赤く「東洋人」と描かれたTシャツは、アメリカではエキゾチックに見えたのだろうか。2019/09/10

NAO

55
テネシー・ウィリアムズは、1950年代後半から三島由紀夫と親交をもち、日本の芸術や文化に深い関心を寄せていた。その時期に書かれた戯曲『西洋能 男が死ぬ日』の主人公である男女二人は西洋人(たぶんアメリカ人)だが、舞台は全く同じ形のふたつの部屋がつながっている東京のホテルの一室。「トーヨージン」と名乗るワキ役の東洋人は、三島由紀夫がモデルである。気が変になっている、才能が枯れたといわれている「男」にはアヴァンギャルドな作劇法を観客や批評家たちから批判されていたウィリアムズ自身が投影されているが、⇒2022/02/14

くさてる

11
テネシー・ウィリアムズの戯曲が好きだったので、手に取ってみたけれど、残念ながらあまりピンとこなかった。この時代には衝撃的だったのかな……と思わされる古さが目についた。そこらへんは訳者あとがきを読んでも納得。うん、つまり観客が求めるのはそういうものなんですよ……という感じです。2019/08/31

nightowl

1
新手法を採り入れようとする男性画家と止めさせようとする女性の行き詰まりを書いた表題作、嫉妬深い男が彼女に向ける苛立ち「緑の目」、同性愛者の戯曲家と彼を愛する女性の擦れ違い「パレード」に三島由紀夫とテネシー・ウィリアムズの対談を加えた薄いながらも中身の濃い一冊。特に「パレード」は作家自身の孤独がひりひり心に痛い。対談からも分かるように、本当に身を削って作品を作るタイプだったのだと実感。対談では、日本文学とアメリカ南部の文学には近いものがあるという内容が印象的。そして太宰嫌いを語る三島由紀夫がいる。2019/08/19

記録

0
「パレード」再読。 理解され得ないセクシャリティの切実な痛み。 満たされることのない欲望と孤独に、心がヒリヒリと痛む。パレードの熱狂に恋焦がれても、やがて夏は終わりゆき、苦さと切なさが後を引く。2024/01/18

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