現代「液状化社会」を俯瞰する―“狂気の知者”の饗宴への誘い

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現代「液状化社会」を俯瞰する―“狂気の知者”の饗宴への誘い

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784880594132
  • NDC分類 974
  • Cコード C0010

内容説明

世界中が君と私を除いておかしいのだ。君でさえ少々おかしいのだ―情報にあふれ、迷走状態にある現代社会の諸問題について、国際政治・哲学・通俗文化の面から展覧する。イタリア週刊誌上で2000年から2015年にかけて連載された名物コラムの精選集。

目次

1 老いと若さ
2 憎悪と死について
3 正しい教育
4 書物論、その他
5 痴愚から狂気まで
付論 禅と西欧―アラン・W・ワッツ『禅の精神』(1959)への注記

著者等紹介

エコ,ウンベルト[エコ,ウンベルト] [Eco,Umberto]
1932‐2016。小説『薔薇の名前』『プラハの墓地』(東京創元社)他。ストレーガ賞(イタリア)受賞。レジオンドヌール勲章(フランス)受章。アメリカ芸術・文学アカデミー名誉会員。名誉博士号(35以上)授与さる

谷口伊兵衛[タニグチイヘエ]
1936年福井県生まれ。1963年東京大学修士(西洋古典学)。1970年京都大学大学院博士課程(伊語伊文学専攻)単位取得退学。1992‐2006年立正大学文学部教授。2006‐2011年同非常勤講師を経て、現在翻訳家

ピアッザ,ジョバンニ[ピアッザ,ジョバンニ] [Piazza,Giovanni]
1942年イタリア・アレッサンドリア市生まれ。1969年スウェーデン・ウプサーラ大学卒業(文化人類学)。1970年来日。1975年鍼灸国家試験に合格。現在日本性科学学会会員。イタリア文化クラブ会長。名古屋放送芸能家協議会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

133
エーコ晩年のエッセイなどを集めたもの。高齢化社会により国を支える世代が変わっていく。学校では様々な人種で、宗教も異なる子供たちが机を並べる。垣根がなくなってく液状化社会。そこでエーコが思うこと。訳がかたいこともあり、読みにくいが、時々ツボに入ると電車の中でも頷いたり吹き出しそうになった。何度も読み返したい。宝物にも思える一冊。付録の『禅と西欧』はさっぱり理解出来ず。禅がどう捉えられているのかもう少し読み直したい。2019/06/30

ロバーツ

1
イタリアの雑誌「エスプレッソ」に掲載されたエーコの評論集。2021/10/29

やまうち

1
☆112019/07/07

てら

1
ウンベルトエーコのエッセイ集。狂気の知者とかいう香しい響きの言葉に引き寄せられて読了。はっとする知のエッセンスがちりばめられている。私としては第5章「痴愚から狂気まで」が必見。「インターネットは愚者の意見をも、ノーベル賞受賞者のそれをも同じように際だたせる」確かに。 新聞の新たな役割としてのウェブサイト分析は盲点。それにしても幅広い分野に言及している。言語学的な語用論についての言及も。 幅が広すぎてこの本は一読では理解することができない。2020/01/26

askmt

0
「液状化社会」という言葉に惹かれてつい手に取ってしまった。まぁ内容はやはりエーコだったわけだけれど。2021/03/06

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