ペンギン評伝双書 マーティン・ルーサー・キング

フレイディ，マーシャル【著】〈Ｆｒａｄｙ，Ｍａｒｓｈａｌｌ〉/福田 敬子【訳】

岩波書店（2004/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 252p／高さ 20cm
• 商品コード 9784000267700
• NDC分類 198.62
• Cコード C0023

出版社内容情報

人種差別に非暴力で抵抗し，公民権運動の指導者としてアメリカ史を書き換えたキング牧師．暴力が苛烈を極めた時代に非暴力をモラルとして確立したキングの現代的な意味と，さまざまな葛藤に苦しむ人間的姿を描き出す．

内容説明

人種差別に非暴力で抵抗し、公民権運動のシンボルとして、また平和運動のリーダーとして歴史上に輝くキング。暴力が苛烈を極めた時代に非暴力をモラルとして確立し、アメリカ史を書き換える上で大きな貢献をしたキングの現代的な意味と、さまざまな葛藤に苦しむ人間的姿を描きだす。生前のキングを長期にわたって取材し実像を追い求めた、いまや伝記作家として高い評価を集めるベテラン・ジャーナリストの手になる要を得た一冊。巻末に、「髪の毛の色のことから」（小田実）を併載。

目次

序論
出エジプト
荒野をさまようとき
神格化
遠い国

著者等紹介

フレイディ，マーシャル［フレイディ，マーシャル］［Ｆｒａｄｙ，Ｍａｒｓｈａｌｌ］
アメリカのジャーナリスト、伝記作家。Ｎｅｗｓ　Ｗｅｅｋ、Ｔｈｅ　Ｎｅｗ　Ｙｏｒｋｅｒ、Ｈａｒｐｅｒ’ｓ、ＡＢＣ　Ｎｅｗｓなどを中心に活躍を続ける

福田敬子［フクダタカコ］
青山学院大学文学部助教授（アメリカ文学）。お茶の水女子大学大学院博士課程単位取得済み退学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[延々と歩く]

　コンパクトにまとまった伝記。激動の時代が舞台のわりに、そこまで迫力はないかな。

2016/10/06