出版社内容情報
ドストエフスキー、カント、親鸞……なぜ、21世紀に古典が蘇ったのか!? 光文社古典新訳文庫・創刊編集長の奮戦記。古典はもはや読むに値しないのだろうか、いや、噛めば噛むほど味わい深く、そこには人がものを考えるためのエッセンスが凝縮されている。古典にこそ読書の醍醐味はある。そんな信念のもと、数多ある外国文学・思想を新訳し、文庫シリーズとして刊行する企画を立ち上げた。企画段階では「そんなの夢ですよ」と一蹴され、制作に入ると文学性とビジネスの板挟みに苦悶しながらも、訳者と肩を並べて翻訳を練りに練る。編集長を退いた後も販促イベントを積極的に企画し、市場の活性化をはかる……。道なきところに道を拓く、光文社古典新訳文庫・創刊編集長の奮戦記。
序 章 救いがたい夢想家
第1章 「週刊宝石」に学ぶ
第2章 孤独な読書
第3章 海外旅行が教えてくれたこと
第4章 「古典新訳文庫」創刊決定
第5章 翻訳の多様性
第6章 本のフォーマット
第7章 ついに発売!
第8章 新訳に何ができるか?
終 章 オフラインのイベントから
〈光文社古典新訳文庫〉刊行一覧
駒井 稔[コマイ ミノル]
著・文・その他
内容説明
古典はもはや読むに値しないのだろうか、いや、噛めば噛むほど味わい深く、そこには人がものを考えるためのエッセンスが凝縮されている。古典にこそ読書の醍醐味はある。そんな信念のもと、数多ある外国文学・思想を新訳し、文庫シリーズとして刊行する企画を立ち上げた。企画段階では「そんなの夢ですよ」と一蹴され、制作に入ると文学性とビジネスの板挟みに苦悶しながらも、訳者と肩を並べて翻訳を練りに練る。編集長を退いた後も販促イベントを積極的に企画し、市場の活性化をはかる…。道なきところに道を拓く、光文社古典新訳文庫・創刊編集長の奮戦記。
目次
序章 救いがたい夢想家
第1章 「週刊宝石」に学ぶ
第2章 孤独な読書
第3章 海外旅行が教えてくれたこと
第4章 「古典新訳文庫」創刊決定
第5章 翻訳の多様性
第6章 本のフォーマット
第7章 ついに発売!
第8章 新訳に何ができるか?
終章 オフラインのイベントから
著者等紹介
駒井稔[コマイミノル]
1956年横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。1979年光文社入社。広告部勤務を経て、1981年「週刊宝石」創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。1997年に翻訳編集部に異動。2004年に編集長。2年の準備期間を経て2006年9月に古典新訳文庫を創刊。「いま、息をしている言葉で。」をキャッチフレーズに古典の新訳を刊行開始。文学のみならず哲学、社会科学、自然科学の新訳も手掛け、10年にわたり編集長を務めた。現在、光文文化財団に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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