目次
ニコラウス・クサヌス
ロレンツォ・ヴァラ
マルシリオ・フィチーノ
ピコ・デラ・ミランドラ
ジローラモ・サヴォナローラ
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ロレンツォ・イル・マニフィコ
ピエトロ・ポンポナッツィ
ロッテルダムのエラスムス
トーマス・モーア〔ほか〕
著者等紹介
谷口伊兵衛[タニグチイヘイ]
本名・谷口勇。1936年福井県生まれ。1963年東京大学大学院西洋古典学専攻修士課程修了。1970年京都大学大学院伊語伊文学専攻博士課程単位取得。1975年11月~76年6月ローマ大学ロマンス語学研究所に留学。1992年立正大学文学部教授(英語学・言語学・西洋古典文学)。1999年4月~2000年3月ヨーロッパ、北アフリカ、中近東で研修
ピアッザ,ジョバンニ[ピアッザ,ジョバンニ][Piazza,Giovanni]
1942年イタリア・アレッサンドリア市生まれ。現在ピアッ座主宰。イタリア文化クラブ会長
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感想・レビュー
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ノンミン
2
イタリアで書かれた本であった。人物にスポットを当てて、一人当たり数ページをかけて説明するスタイルであるが、初心者にわかりやすかった。概論として、楽しむことができた。2020/01/25
amanon
2
タイトルには「哲学史」とあるが、どちらかというと人物伝という要素が強い。それに扱っているのが主にルネッサンス期であるのと、作者がイタリア人なのとで、取り上げられているのがイタリア人に偏り気味なのも気になる。ただ、読み物としてはかなり面白く、さくさく読める。随所に話が横道にそれたり、著者の余談めいたエピソードはご愛敬。ただ、殆どの章の終わりにその章で取り上げられた人物についてという箇所が設けられているが、これが大抵その人物については語られず、殆ど作者の個人的体験が語られているのはなぜだろう?2013/11/29
ユーディット
0
クレシャンツォのファンで思想好きなら楽勝で読めるといいたいが、時に論法に頭をひねる(翻訳の問題?)。このシリーズは全て読んだが彼の好みが最も顕著に現れているのがサヴォナローラの項。これ以上考えられないほど悪く書いてある。全く不当であるといいたいが、彼の考え方、価値観が良く伝わる。装丁で気になるのはそれぞれの表紙に付いている似顔絵だが、出典がどこにも示されておらずこれはかなり気になる所。2012/12/30
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- 和書
- 追憶の薔薇