内容説明
光、音、におい、肌に触れるもの…苦手なもの、つらいものがありますか?人の怒りや悲しみ、痛みや焦りで自分までドキドキしてしまうことがありますか?「過敏さ」は、なぜ起こるのか?最新の研究から、紐解いていきます。
目次
「過敏さ・繊細さ」解体新書(初耳読者のためのガイダンス―「過敏さ」を示すもの;研究者・医者に聞く「過敏さ」の基礎知識―身体で起こっていること;最後の深読み―いま、「過敏さ・繊細さ」に関心が寄せられる理由)
Chio通信(“ちいさい・おおきい・よわい・つよい”(ち・お)ってなんだ?
こどもとくってあそぼう!パタパタちょうちょ
けんさくするまえにやまださんにきいてみよう 連載14―Q(人がむかしお猿さんだったという話を聞いて)どうすればまたおさるさんになれるの?
こどもに語る ちいさな昔話―鳥のみじい
いつものごはんに豆料理を 連載2―レシピ・ホピ族のチリビーンズ エッセイ・台所でわたしは孤独ではなかった ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
21
HSP(C)の情報を求めて。本ですが雑誌感覚で色々なコラムを楽しめました。2021/07/08
中山りの
2
図書館本。 「HSP」などとカテゴリー化されることで理解を得られる可能性は高まるが、区分けしてしまうことでさまざまな程度の違いを見失ってしまうことにもつながる。また、安易に診断名をつけたがることによる誤診の可能性や、一人ひとりの生き方を制約してしまう危険性もある。それでもカテゴリーを得られることで安心できる人もいる。 「過敏さ」は生まれもったものでも、環境が安心できるものであればそれを抑えることができるらしい。自分自身もそうだし、まわりを見ても生育歴が精神的な安定感をもたらしているから、とても納得できた。2021/11/23