内容説明
発育や発達に障害があっても。みんないっしょに過ごした人から学ぶ幸せのはぐくみ方。
目次
ここで生まれて、ここで生きた―植物状態といわれた娘・天音の社会性(山口ヒロミ(銅版画家))
ぼくたちは「みんないっしょ」をめざした―障害児教育の歴史をひもとく(山田真(「ち・お」編集協力人/小児科医))
「いいところ探し」はきりがない―別のどこか・なにかに期待しない暮らし(北村小夜(元・小中学校教員))
「ちがい」をこどもの世界から見つめれば―ずれている大人の論理(石川憲彦(「ち・お」編集協力人/児童精神神経科医)・熊谷晋一郎(「ち・お」編集協力人/小児科医))
著者等紹介
石川憲彦[イシカワノリヒコ]
児童精神神経科医。林試の森クリニック院長。小児科医として診察のなかで出会った障害児や親たちと、「医療と教育を考える会」を結成
北村小夜[キタムラサヨ]
元・小中学校教員
熊谷晋一郎[クマガヤシンイチロウ]
小児科医。東京大学先端科学技術研究センター准教授。新生児仮死の後遺症から脳性まひになり、車いすで生活している。障害や病気をもつ人が自分の困りごとを研究する「当事者研究」にとりくんでいる
山口ヒロミ[ヤマグチヒロミ]
銅版画家。元・小学校教員。出産時の医療ミスで重症心身障害を負った娘を、夫と19年間、家庭で育てた。その生活のなかから、たくさんの言葉や銅版画が生まれた
山田真[ヤマダマコト]
小児科医。八王子中央診療所所長。診療のかたわら、公害運動、医療告発運動に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
中山りの