内容説明
幸せの見つけ方は、おばあちゃんが教えてくれる。生きていく知恵が、ぎっしりつまった感動の1冊!
目次
第1章 うれしいみっけ、いいことみっけ
第2章 からだはこころの鏡―手も口ほどにものをいい
第3章 人づきあい―なんでもぐるぐるまわってる
第4章 子育てのしあげ―待つほど楽しいことはない
第5章 おじいちゃんのこと―うれしいとかなしい
第6章 想いをかなえる―おかげさんで
著者等紹介
たなかとも[タナカトモ]
大学で老人福祉・乳幼児教育を学ぶ。3人の祖父母の看護と看取りを経験する。祖母の遺言『よろこびなさい』の真意を多くの人に伝えようと執筆活動を開始。日本尊厳死協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ただぞぅ
7
お金の使い方は、大人も子供も暮らしに半分、自分に2割、世間に2割、おつきあいに1割。こんな目安があるなんて知らなかった。決して昔の時代だけに当てはまるものではない気がした。世間は税金と考え、おつきあいは使わない時は貯めておく。暮らしとお付き合いは工夫次第だ。それともう一つ印象的だったのはふり売りする豆腐屋の手つき。作ったものに対する気持ちは手先に表われるという。そして気持ちのいい店にお金を払うことは身のつとめであり、自然と人が集まってるもの。今度、訪問販売しているパン屋さんの手つきを観てみたくなった。 2022/06/16
布遊
5
おばあちゃんに育てられた筆者が、おばあちゃんから教わった言葉をエピソードとともに、紹介しています。*自分の気持ちと相手の気持ちは、まったく別個のもの。相手の顔色を見て、自分の気持ちが上がり下がりすることはない。*理由をつけてお礼を言う。*反抗期は、自分の中の親を払うもの。*「わたしばかりがこんなにがんばって」と思ったら、息抜きをする神様からの合図。孫の扱いに迷ったときは、読むといいかなと思った本でした。2014/10/28
あみっぺ
2
前作のしあわせになるふりかけ同様、図書館本。 今回はおばあちゃんが亡くなるあたりのことが詳細に書かれていて、自分自身の祖母を思い出し、涙ぐみながら読了。 おばあちゃんの言葉、どうにもならないことは悩まない、考えないというのが、心に留めておこう。 そんな時は、手や体を動かそう。 家仕事を大切にしよう。 読んでいて、心が温まる本でした。2017/08/22
さくら
2
「お金のうても人さん喜ばせることなんぼでもあるんえ。笑顔ひとつ、言葉ひとつ」「してもらって嬉しかった事を誰かにかえしたらええねん。それが一番の恩返しや」などなど、いまだからしみじみ納得出来るばあちゃんの言葉が孫目線でぎっしり^^2016/05/04
𝕄𝕚𝕫𝕦𝕜𝕚
2
共働きの両親の代わりにおばあちゃん(とおじいちゃん)に育てられた著者さん。おばあちゃんとの思い出、いいことみっけから始まり、人付き合いにおいて大切なこと、子育ての仕方などなど。おばあちゃんから教わった言葉のひとつひとつが丁寧な会話形式で綴られています。ただ、時系列がバラバラだったのが少し読みにくかったかな…。読んでいて、亡くなった自分のおばあちゃんを思いだし、同時に残されたおじいちゃんを大事にしなくては!と思いました。2014/12/31