目次
第1章 外科医引退、市民運動へ(私が医師になったきっかけ;想像を絶した地方勤務医の生活;先進国最小の医師数、そして「精も根も尽き果てるような働き」;私が一番輝いていた日?;医療再生の機運は高まったものの;外科医引退、市民運動へ)
第2章 諦めずに明らめるために(群盲象をなでるはダメ、全体像を把握せよ;Follow the money、ショック・ドクトリンに騙されるな;温故知新、歴史に学べ;グローバルスタンダードと比較する)
第3章 報道の自由度とメディア・リテラシー(報道の自由度とメディア・リテラシー;情報操作の実例1 医師数編;情報操作の実例2 医療費編;なぜ正論が通らないのか?;考えさせない日本の教育)
第4章 日本の社会保障が充実しない理由(不平等が前提?「世界の多様性」に見る日本の特殊性;社会保障充実を阻む?日本人の国民性;社会保障充実のためにどうする)
第5章 社会保障財源獲得は可能か(日本の社会保障と公共事業予算;止まらない大型公共事業の実態;財源論―2つの重要な視点;社会保障財源獲得のために)
著者等紹介
本田宏[ホンダヒロシ]
1954年6月16日、福島県郡山市生まれ。医師(外科医)。NPO法人医療制度研究会副理事長。前埼玉県済生会栗橋病院院長補佐。日本医学会連合労働環境検討委員会。1979年弘前大卒後、同大学第1外科。東京女子医科大学腎臓病総合医療センター外科を経て、1989年済生会栗橋病院(埼玉県)外科部長、2001年同院副院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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